秘密結社といやぁフリーメイソンリー。16世紀頃、エゲレス、スコットランド方面で発祥した友愛結社ですが、昔から別に確固たる根拠は無く『なにやら胡散臭い、いかがわしい秘密結社』と思い込んでいる世間が多いと思います。特にダヴィンチ コードはそれに一層輪をかけたことでしょう。
世界各地に広がったフリーメイソンリー。最初は石職人達が仕事の休憩時間や休みの日に皆で集まって食べたり、飲んだりしている時の話のついでに出た個人的な問題を皆で助けて合っているうちに、石職人共同組合的になったのが始まりだそうです。『参ったよ、うちのおかんが病気になりやがった』と誰かがしょんぼり言えば、そりゃていへんだ!と皆でお金を出し合ってお見舞金を集めたりしたという訳です。ウイーンの結社の会員だったモーツアルトもお金を都合してもらったことがあるそうです。
フリーメンソンというのは各会員の事を指し、結社の事はエゲレスではフリーメイソンリー、フランスではフラン マッソヌリーと言います。
そのフラン マッソヌリーのフランス大東社を見て来ました。ここはヨーロッパ最大の結社です。
テンプルと呼ばれている2つの集会所があります。至る所にシンボルの定規とコンパス、それと三角形の中の目玉が見られます。
今ではもちろん色々な職業、色々な宗教の人が会員になっています。

会員になる為の儀式は期待を裏切らず不気味です。
この物置の様な所に1時間30分監禁され、本当にフリーメンソンになりたいのか?自分はヘマをしてるんじゃないか?とかじっくり考えさせられるそうです。テーブルの上には塩、パン、蝋燭、鏡があります。
これを見て私は慄きました。例のうちのアホ息子が中学生になったかならないかの頃、あまりにも頭がとっ散らかっていたので、物置を空けて、『スタディーボックス』と名づけて造った勉強スペースそっくりだったからです。色は真緑と黒でしたが、漂う空気は似ています。造った私も『集中』という事をテーマにしました。
母の願いは見事に裏切られ、誰にも邪魔されないゲームコーナーのようになってしまったので直ちに閉鎖しましたが。
じっくり考えた会員候補者は、時間になると目隠しをされて『集中ボックス』から連れ出され、1時間半~2時間の間、40~50人の先輩会員達の質問攻めにあうそうです。しかも目隠しされたまま。満場一致で、良し!が出たら晴れてフリーメンソンになれるそうです。
会員になろうかなと思った、昔のフランス大統領ジスカールデスタンはこの物置の中に入るのを嫌がり、会員になれませんでした。
結社では、『世界平和』『より良い人生』をテーマに常日頃考え話し合い、その内容をアーカイヴとして保存してあるそうです。
パリでは平均月に2回集会が開かれるそうです。その時は皆、この絵のように白い手袋に、石職人のシンボルのエプロンを付けるそうです。こういったアホらしい形式が世間では怪しく映るんでしょうね。
知性を寄り集めている所なので、会員でなくとも政治家が意見を聞きに来るそうです。実際、堕胎許可、週休2日制など、ここで会員達が話し合っていた事が法律となった事柄は多くあるそうです。
フランスがプレゼントしたニューヨークの自由の女神もアメリカがお返しにくれたパリの自由の女神もフランスとアメリカのフリーメイソンリー間のプレゼントン交換でした。台座にはシンボルの定規とコンパスが記されています。
もちろん、我が日本にもロッジがあります。東京タワー近くのメソニックビルは有名ですね。
よくよく聞けば我々の身近には彼らが関与する事が山ほどあるようです。
ジャジャ~ン!お待たせしました秘密結社侵入ルポ!
パリの街並みジャジャ~ン!お待たせしました秘密結社侵入ルポ!
秘密結社といやぁフリーメイソンリー。16世紀頃、エゲレス、スコットランド方面で発祥した友愛結社ですが、昔から別に確固たる根拠は無く『なにやら胡散臭い、いかがわしい秘密結社』と思い込んでいる世間が多いと思います
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-