他所の国に行くと、いつもこの家の中どうなってんだろうって目がぎょろぎょろしちゃうのは、私だけではないと思います。
いつぞや、そんな調子でハバナの街を歩いていたら、おいでおいでと家の中を見せてくれた変な人がいましたが、普通はそんなことはおきません。
パリなんて見かけはアパートばかりで、とてもよそよそしい感じ、見てみたい気持ちはいっそう高まると思います。
ちらりと雰囲気を覗けるところがあります。地下鉄6号線。
パリの北西又は左上から南東又は右下をすっと通り抜けてる線です。
シャルル ドゴール エトワール駅とナシオン駅を結んでいます。
途中が高架線になっている為、外の建物の2階3階辺りをかなり近くを通ります。
家の中は丸見えです。まぁ地下鉄は走っていますので、早送りの画像を見ているようですが面白いです。
どの窓も何か素敵な物や美味しい物がありそうに見えるのは、やはりボワンとしたオレンジ色の明かりのせいでしょうか。
冬などは特に、ほかほかの湯気と美味しい匂いまで感じられます。
オフィスや窓から見える日本の家がセクシーじゃないのは、やっぱり白い電気のせいですわ。
乗るときは暗くなってからです。
エッフェル塔も美しくそこに建ってます。
昼間歩き疲れてもう動けなくなった時、6号線に端から端まで乗って休憩しましょう。
高級住宅地から、いたって庶民的な下町へと通過すると共に車内に乗ってる人たちも変わっていく様子もよく観察してみましょう。