ゲラゲラ笑ったのは、デンマークの旅行会社が作った『デンマークの為に、せよ!』というコピーのプロモーションヴィデオ。
デンマークもご他聞に漏れず高齢化という問題を抱えています。
年寄りとホモばかり増えては子供も生まれず、人口が減っていってしまう傾向になっています。
そこで、ある旅行会社が思いついたのが、若いカップルに、ロマンチックな所へヴァカンスへ行って子作に励んでもらおうというアイディアです。
なんでも、デンマークの子供の10%はヴァカンス先で出来た子供達だそうです。ヴァカンス中は平常時の46%も子作り行為がアップするそうです。
大いに笑わせてくれたプロモーションヴィデオでは、エンマちゃんが彼と世界一ロマンチックな街パリを訪れます。デンマークでは売っていないだろう、目いっぱいセクシーな下着を買ったり、牡蠣を食べたり、泡が吹き出るシャンパン飲んだりして楽しい時間を過ごしていますが、待ちきれなくなって走るようにしてホテルに帰って。。。。。
そしてこのエンマちゃんも30年前に両親がパリでヴァカンスを過ごした時に出来た子という訳です。
妙な事を思いついたこの旅行会社、なかなか世話好きで、国民の義務である、子供を生んだら、家族旅行をプレゼントすると約束しています。
子作り目的でなくとも、パリは世界一の観光地です。観光局も『サーヴィス』と言う事に目覚め、サーヴィス業に手引書を配っています。
例えば、メモとして
ニューリッチが増えてきているブラジル人に対して、スキンシップが好きな国民、やたら触る。
スペイン人は、タダの物が大好き、夕食が22時過ぎと異様に遅い。
ドイツ人、オーストリア人は、遠慮と言うものがなく、要求が厳しい。ドイツ人はすぐ握手したがる。
エゲレス人、朝食が7h30~8h30ときっちり決まっている。
中国人、笑顔でニーハオといえば万事OK。
日本人、ノーとはっきり言ってはいけない。あくまでも穏やかに接する。
など、注意事項が記してあります。
エゲレスなど、他国ではフランス人に対する注意事項は、知らないフランス人と目を合わせたり、微笑みかけてはいけない。と書いてあるそうです。
夏は旅行者だらけになるパリはいつもどおりなのですが、パリ住民もかなりパリに残っているような気がする今年の8月です。