夏から素晴らしいお天気のパリ。9月に入ると歩いていると少々汗ばむ気配がするようになりました。すると、乾燥しているからシャワー浴びるのを忘れる人から、ぷ~んと漂う匂いが鼻につきます。
先日、ルーヴル美術館のピラミッド下のエントランスに入った瞬間にウッときました。つわり?と、遠い昔の記憶が見当違いに甦り、何故そうなるかと自分の頭の回線の乱れに慄きました。
それからと言うもの、地下鉄に乗ってもウッ、人混みを歩いていてもウッ、こんな小便横丁みたいな小道を通ってもウッ。何処もかしこも臭い!
匂いに妙に敏感になったのかと思いきや、昨日不幸な事に、下校時、それもイタリアンスクールを通る路線のバスに乗ってしまいました。あのイタリア女独特のガラガラ声で全員喋りまくっているのでバス中音の渦で、鼓膜がジンジンするほどでした。そしてそこでもウッ、ときたのです。
ウッとくる、それだけなんですけれどもね。
お客様と地下鉄に乗った時、又ウッときました。『どうなさったの?』『つわりみたい(な感じ)』と説明不足の答えをすると、私の靴の先からおでこのでっぱりあたりまでを2往復して、どひゃ~と豪快に笑うんです。冗談にもならないあり得ない事ということは分かっているんですが、そんな笑い方しなくても。。。。
食事はノープロブレム、なんでも美味しいし、食欲もいつも以上にあるぐらいです。睡眠もノープロブレム、ぐっすり快眠です。だるさもないし。
そろそろヴァカンスを取れ、ということなのでしょうか?それとも神様から何やら特別能力を授かったのでしょうか?匂い察知能力とか。
取りあえず『いつわりつわり』と命名して様子をみてみます。
それにしても、パリって臭いんですね。