雪の為大渋滞、にっちもさっちも状態だったので、やけになってぼーとした顔で、外を眺めていて気が付いたんですが、あんなフランス代表選手みたいなナポレオンと名の付く所がどこもパリには無いんでないかしら。
ご存知の様に、フランスは、ヤギしか通らないような獣道にまで名前をくっ付ける仕組みになっているんで、膨大な数の名前が必要な訳なんですが、ナポレオン街道とかナポレオン広場なんて聞いたことないなあ。少なくともパリでは。
そんなモヤモヤを抱えて、やっとたどり着いた家で調べてみたら、ナポレオンの部下達の名前は200箇所パリ市内につけられているそうですが、ご本人の名前は一個も無いそうです。
何故でしょう?そんなあ、滅相も無いって事なんでしょうか。
ホテルやレストランなどは、お構いなしにバンバン使ってるんですけどね。
ナポレオンに縁の有る場所は、パリでしたらヴァンドーム広場の真ん中に立ってる柱の天辺に像があります。
それにアンヴァリッドは、それは大層豪勢なお墓になっています。
なんでも、朕は欲する、我が愛するフランス国民の中心を流れるセーヌの辺に眠りに付くことを。と遺言に残したそうです。
このお墓の真裏が教会になってまして、定期的に地味なコンサートをします。
この教会は教会のくせに椅子が革張りで、つるつる滑って座りにくいったらありゃしないので、長い説教やコンサートは苦痛です。が自由に見学は出来るので是非見てみましょう。
パリ郊外では、マルメゾン城がナポレオンの馬面奥さんのジョセフィーヌさんが買って、ナポレオンもよく寝泊りしてました。
フォンテンブロー城も縁あります。
どちらのお城もパリから気軽に行ける距離なので、退屈な日曜日やあんまりにもお天気が良いのでどっか行きたいな、って時最適です。
あっち!