相次いで、クリスマス関連のねたです。だってたっきに迫ったクリスマスですもの。で、その辺りフラフラしたり、他所のお宅にお邪魔したりしてつくづく思うのは、クリスマスの飾り付けでその人、そのお店の趣味が如実に現れるという事。
分かりやすいのは、パリの三大デパートの様子。
ギャラリーラファイエットは、観光客に受けが良いように、派手でゴージャスです。クリスマスのカタログもヴォーグ的に高級な感じ。
プランタンはまー何と言うか、地方的な香りが漂っています。
カタログしかり、おもちゃのカタログなんて、1階の受付で聞いたら、ここに無いから別館の7階へ取りに行けとの対応。誰が行くかい。
ツリーもせまっ苦しい所に置いて、しょーもないピンクを使っています。
ボン マルシェは場所柄、大人っぽくシックにまとめました。派手に館内を飾り立てることなく、それでもクリスマスのウキウキ気分は出ています。
カタログはつや消しの黒に金、高級羊羹の包み紙風です。
おもちゃのカタログは、あらかわいい、と思って数週間後に又貰いに行ったら、もうとっくに無くなっていました。皆思う事は同じで、1人で何冊も持って行ったそうです。
今年のボン マルシェはいつになくオサレに成功しています。
この3つのデパートのステイタスもクリスマスへの取り込み姿勢とマッチしていると思います。
意外な事に一般フランス人のクリスマスの飾り付けはかなりおざなりなところが見受けられます。工事現場じゃあるまいに、とそりゃもうイライラさせられるような飾り付けのレストランやブティック、美容院が大半です。エゲレス人やアメリカ人の執念が込められているようなクリスマスデコレーションとは大きく違います。
それでも世界一オサレなパリの街としてのデコレーションは相当なもんです。日が暮れれば、ちゃんと街中でも暗闇ができるから照明が格好良くできるんですね。
そうやって偉そうに言ってるあんたんちは?と聞きたくなりますよね。えーえー、今年は志向を変えてみました。フェイスブックに載っています。