冬に逆戻りしたお蔭で北京並みの大気汚染も収まり、ブルッと寒がっていたら今日は日中21度なんてなり、何着たらいいんだかまごまごしました。朝市に行く時は朝だったのでTシャツ、セーターに冬のコートを着て出かけました。午後スーパーへの買い物へ行った時は半袖Tシャツにジャケット。夕方パン屋へ行った時は半袖Tシャツの上に薄手のセーターにジャケット。こまめに合わせていかないと直ぐ風邪を引きそうです。
この上天気は数日続きそうですので、再びスモッグもくもくになるのでしょうか?先日の危険大気汚染に見舞われた時は、パリに入る車を、プレートナンバーの最後の数字が偶数の車だけと規制し、環状線のパリに入る各入り口にポリスが待ち構えていて、奇数番号車にばんばん違反切符を切っていました。罰金22€也。奇数番号でも3人乗っていれば良し、タクシーや緊急車なども例外です。5000枚の切符が切られたそうです。そんな処置のお蔭で通常250KMの渋滞が90Kmの渋滞になったそうです。
世界中で年間7百万人の人が公害の為に亡くなるそうです。特にアジア地区、パシフィック地区が最も多いそうです。
北京の住人は皆空気洗浄機を何台も持っているそうです。パナソニックの洗浄機の注意事項には、『もし2分間窓を開けたら室内の空気は外気と同じになるので、最低5時間は空気洗浄機を稼働してください。』と書いてあるそうです。
朝、スモッグ注意報が出たら、家から1歩も出ないで、家の中を1時間歩き回ると言うおじいちゃんもいます。買い物もショッピングアーケードへ行くそうです。
スモッグの根源は、薪や石炭を燃やすから、車の排気ガス、ゴミ処理の仕方が悪いなどだそうですが、パリで当てはまるのは車の排気ガスだけだと思うのですが、何故、先日はあんなに酷い事になったんでしょうか?ノルマンディーの田舎に住んでいる友達の家の辺りもスモッグが凄かったらしいです。無風状態で熱い空気と冷たい空気がどーした、こーしたと言う事だろうけれども。
スモッグ注意報が出たら、自動的に公共の交通は無料になるシステムが出来たそうです。車の奇数、偶数の規制も継続するようになれば、そのうち、ギリシャ人みたく奇数番号車、偶数番号車の2台の車を持つようになるのではないでしょうか。
今日、3月29日は『アースアワー』です。地球の環境の為に世界中で20h30~21h30まで電気を消しましょう。というキャンペーンです。パリでもオペラ座やサクレクール寺院などの名所の電気が消されます。エッフェル塔も5分間だけ消されます。
それに乗っかたのが、コンドームの大手メーカー。その真っ暗な間は『ラヴ アワー』にしましょうと街角でコンドームを配りました。本当にフランス人って!