レッドボールプロジェクト

フェイスブックに明日か明後日レッドボールプロジェクトの事を書きますなんて言ってしまったばっかりに、あせって夕食も食べずにワインにチーズをつまみながら机に向かっています。
REDBALL PROJECTとはアメリカのアーティストKurt PERSCHKEの作品、赤玉を世界各国の街中のひょんな所に置くという趣旨です。
ロンドン、シカゴ、バルセロナ、シドニー、アブ ダビ、台北、そして4月18日から28日までパリに出現しました。この台北って謎な街です。いつも東京事務所の例の土田ゆかりと不思議がるのですが、フランスブランドで東京に入っていないようなお店が台北にはあるんですよ。私にとって台北って、漢方薬屋とモンキーバナナしかないんですがね。かなり奥深いからくりがある所のようです。或いは、全くフリーで、うるさい規制が無いからアジアを狙った人にとっての突破口というか試験台みたいなポジションなんでしょうか。
925 049と相変らずの話の飛び様をお許しいただいて。
このカーツさんの赤玉は、赤いビニールシートで出来ています。空気を抜いたそのボールを設置する所に置いて膨らますだけです。
公共の橋や道などに置くので、同じ場所にあるのは12時から19時までなど半日、又は一日だけです。
 
ですので、毎日のプログラムを確認して追っかけて行くか、偶然見かけて、これは何?と驚くかです。
パリ市内では、パリ市庁舎前やサン マルタン運河など7箇所に出現し、最終日28日はリュクセンブルグ公園でした。
写真の空気の口を子供がこじ開けようとしてこっぴどく誰かに怒られていました。
925 048置き方が上手くって、何かしらに押し込んでいるって言う感じです。その場で膨らますので、収まるまで膨らませて安定させるという手軽さが、世界中の街で展示できるという事でしょう。楽しい考えです。彫刻や大きな作品を造って展示した後の始末に困っているアーティストが多いんですからね。
redballカーツさんすっかりおしゃれピープルで、コレットでサイン会なんかしていました。