パリの中心、 レ アールにで~んと位置する巨大なサントゥスタッシュ教会は見ごたえも話題性もあります。
教会のくせにキース へリング や レイモン マッソンの作品なんて持ってるんです。
キースの作品は、エイズで亡くなる晩年に作成されたブロンズの3枚続きの絵です。『キリストの人生』と言う題です。パリに1つでも作品を残したいというキースの願いを聞いて、ジョン レノンとヨーコ オノが作った財団がパリ市に寄付をし、この教会に設置しました。
何故サントゥスタッシュ教会かと思ったのですが、この教会はもうかれこれ20年以上も前からグループエイズの集会を毎月催しているなど、エイズに関して積極的な活動をしているからかと想像します。
これも、場所柄でしょうか。子供がレ アールへ行くと言うと普通の親は『いけません!』と反対するような良くない場所でした。不良グループや乞食や薬中がごろごろしている地区です。今は大工事をして変身しつつあるようですが。近くににはホモ地区のマレもありますし、エイズ患者が多発しやすい環境に教会は位置しているわけです。
キースはこのシリーズを9つ創りました。1つは広島のコンテンポラリー美術館にあるそうです。
もう一つの見物レイモン マッソンの彫刻『八百屋』も教会に似つかわしくなく憑依をつきます。このエゲレス人のマッソンさん、40年代にパリのボーザールに留学したのですが、学校伝統のいじめに耐えられなくて、入学早々学校へ行かなくなったそうです。ほしたら、なんとボー ザールの先生がマッソンのアトリエに通ったそうです。すごい時代でしたね。
8世紀に教会の元ができ、16世紀に大体今の様な形になったサントゥスタッシュ教会ですので、さかのぼれば多くの有名人が関わっています。
モリエールやラ フォンテンヌのお葬式があったり、ルイ14世が洗礼式をしたり、ベルリオーズがコンサートの指揮をしたり、リストだって来ていました。歴史の本を読んでいるとよく名前が出てくる教会です。
先日、通りかかった足で、キースの作品を久しぶりに拝みに行こうと教会のドアを開けたら、サントゥウスタッシュ教会合唱団の月に1度のコンサートが始まるところでした。
これ幸いと着席。ライプツィヒ時代、教会の為に作曲マシンのように作曲したバッハの曲を聴いていると目をつぶらなくとも、何しろ教会の中なのでタイムスリップしました。すっかり現実に戻ったのはオルガン伴奏がついた時から。これがまた外れっぱなし、指揮者がちゃんとこっちを見ろ!と何度も合図を送っているのですが、リズムのズレは益々広がるばかり。聞いているこっちは、そわそわして落ち着かない事この上ありませんでした。
曲がやっと終わって、指揮者『イヤー、なんとも。。。。そのうち上手くいきますから』とかなんとか不機嫌な顔をむき出していました。コンサートが終わると彼は、オルガン弾きの押入れのような箱の中へすっ飛んでいきました。因みに、このオルガン弾きは教会専属のパイプオルガニストではもちろんありません。
あまり日本人観光客が行かない教会ですが、手芸女子の好きなお店、ドログリーの横にあります。きっと寄ってみて下さい。
サントゥスタッシュ教会
パリの街並みサントゥスタッシュ教会
パリの中心、 レ アールにで~んと位置する巨大なサントゥスタッシュ教会は見ごたえも話題性もあります。 教会のくせにキース へリング や レイモン マッソンの作品なんて持ってるんです。
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-