母娘

『もしも~し、あたし~、元気~?』『あら、すっかり忘れられたと思ってたわ、ええ~元気よ』ぐいっと5オクターブぐらい低くなった声で答えが返ってきます。これが私と母の会話。 なんとかなだめすかしているうちに、恨めしぽっい気持も忘れたのか、まーしゃべるわ、しゃべるわ、強風の中の風車の如く。 親離れが益々激しくなっている娘の私は、本当に普段はすっからかんに母の事を忘れています。...