お腹が空いたらごはんを食べます。
『ねー頭空いたらどーする?』と友達に聞いてみたら。
『???あーたの頭の中隙間だらけだから、その隙間の事思い出した時、頭空いたって思うんじゃないの。あたしゃ隙間無いから空かないわ』
そー言う事だったのか。
私は頭か空くんですわ。
ほいで頭が空くと、コ コ コ コンサートに行かなければいけないんです。
今回、空き空きの頭を抱えて行ったのが、テアトル デ シャンゼリゼのコンサート。
私はコンサートが始まる前のわさわさした中で本を読んで待っている時間がとても好きです。
オーケストラだと、ばらばらと団員が出てきて、プーとかバーンとかキーンとか各楽器が音を好き勝手に出していたり、ちと怪しいなというパッサージュを練習していたり。
或いは、リサイタルだったらピアノの調律をしていたり。
ワクワクします。
しかし最近は、開演ぎりぎりまで人がやたら入ってくるので、むちゃむちゃ腹が立ちます。
何度立ち上がって奥の席へ行く人を通す事か。
思うに、やはりこれも不況ってことだと思います。
開演15分前などになると、残っている席を安く買えるんです。
んで、空いた頭に何を入れてきたかといいますと。
キッシン、アルゲリッチ、クニアゼフの3人。
贅沢なコンサートです。
特に、キッシン伴奏、クニアゼフのチェロそれもラクマニノフ!
もう上等なシャンパンとキャビアの夕べのようです。
アルゲリッチは相変らず高校の歴史の先生みたいだったし、クニアゼフも相変らず労働組合の組長さんみたいでした。
愛して止まないキッシンはかなり人間的になってしまいました。
胴回りが大きくなって中年風。動きもスムーズで普通。
でも頭は相変らずどーんと立派で、張り詰めた賢そうなおでこも健在。
髪の毛も、近くを通りすがった虫やすずめが引っ掛かる様な猛烈さを保っていました。
ずっと見つめていたので寄り目になっていたからだと思いますが、なんだかキッシンが鉄腕アトムに見えて困りました。
今回は3回もアンコールをしてくれました。
帰りの地下鉄で、最後のアンコールの曲を口笛吹いていた人がいました。
分かる分かるその気持ち。
この世で一番偉い職業は音楽家っていう私の信念は今日も揺らぎませんでした。
このテアトル デ シャンゼリゼはコンサート&ディナーというセットを用意しています。
コンサートが終わるのが22時30頃です。それからゆっくりディナーが取れるように、プラザアテネホテルのレストラン、うっとりするようなレストラン メゾンブロンシュ(ホワイトハウス)、など近所のレストランと提携しています。
25€から69€位まで予算に合わせてレストランを選べます。
なんとも優雅な夜の過ごし方です。あー素敵!
現実の私は地下鉄でサッサと家に帰って、夕食食べるのもめんどくさいと、白ワインにキュウリ、というキリギリスのような物で済ませました。
あー頭が空いた!
パリのお出かけ
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-