テレヴィや薬局で虱退治や虱予防の宣伝を大きく見かけると、あー新学期だなと実感します。
学校から『虱発生!子供の頭に要注意!』というお手紙がくる季節でもあります。
初めて、学校からのそんな手紙を見たときは慄いて、薬局に走り、虱予防シャンプー、虱予防スプレー、虱予防ローションを買い込み、家族全員たっぷり頭に振りかけていました。
虱はターザンの様に、髪の毛から髪の毛に伝わっていくので、お昼ねしたり、子猫みたくじゃれあって遊ぶ年頃の子供にはつき物のようです。
電気仕掛けの虱取り櫛を持って泊まりに来た子が来た時はシーツなど熱湯消毒しましたわ。
爽やかで、汗をかくような暑さではないからか、洗っていない臭い人が鼻につきます。虱=不衛生ではないといわれていますが、うんにゃ~、汚いからだわと絶対的に思います。
日曜日の夕方帰ってきて、よっこらしょとワイン片手にソファーに座って溜まりに溜まった新聞を読みながら気がついたんですが、日本からパリに帰ってきて初めてソファーに座ったな。
新学期の準備だなんだで、ヴァカンス明けはとかく小忙しいのですが、おまけに、必ず問題が発生するんです。銀行は書類を失くして、ヴァカンス前に手続きしていた事が全てストップしたまま。その銀行担当者がふるっています。文句言いに勇んで出向いた私に会うなり早々、『私ヴァカンスから戻ったら膀胱炎になっちゃったわよ、おしっこしに行く時間も無いんだから』と嘆きます。もう怒る気力も萎え、彼女の机に山積みになっている書類を見て一緒にため息をつくばかりでした。こうして私の堪忍袋の緒は太く強く、そう簡単には切れないようになってきたのです。
帰ってくると掃除機は何故か壊れていています。ぶわーんと音を立てて動いたり止まったりを繰り返して、全くの役立たず。『え~、埃で死ぬこたーないわ』と3日ぐらい知らん顔していたのですが、工事現場に住んでいるような感じで大変居心地が悪いんです。なんとか時間を作って大きなスーパーに掃除機を買いに行けば、がら~んとしていてろくな物がありまん。そこらの棚どこもスカスカ。新学期の文房具売り場ばかりが充実していました。しょんぼり家に帰り、そうだ!と、アパートの建物の掃除に使う掃除機をそっと拝借してきてやっとすっきりした次第です。それも、もう3回もビクビクしながら勝手に借りてきている次第です。
息子は歯の矯正をまだしています。なにしろ成長が遅くていつまでも乳歯ばかりで、『まだだね』と言われ続けてたものですから。
矯正歯科医には、月に1度定期的に通わなければなりません。なのでスケジュールをちゃんと組んでおくのですが、新学期になれば学校の時間割も変わるので予約のスケジュールを組み直さなければなりません。それなのに時間割が未だ確定していないんです。毎年毎年同じ。何故、新学期が始まる前に決められないのか?他の学校でも教えている先生が結構いるからなのか?しかしこの始まりのカオスがいつの間にかうまく収まっているのがフランスのカラクリの不思議です。
ヴァカンスの日焼けもまだ残っていて、皆の話題もヴァカンス、ヴァカンスの所為で滞った仕事の山も高いまま、まだまだ停滞しているフランスです。
9月初旬のフランス
パリ暮らし9月初旬のフランス
テレヴィや薬局で虱退治や虱予防の宣伝を大きく見かけると、あー新学期だなと実感します
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-