大混乱だったパリ

昨日の雪は人の都合をめたくたにしたようです。
そう言えば夕方の地下鉄はストライキの日並みに混んでました。
いつもは歩いたり、自転車、車、バスの人が皆、地下鉄に乗ってきたんだわ。
パリ市内の車も、相当ぐちゃぐちゃになってましたが、郊外、高速道路は完全ストップ。
そうすると、あら不思議、何処からとも無く、ボランティアや消防士達が現れて、車で立ち往生している人達に毛布や暖か飲み物、食べ物をせっせと配ってくれます。
ショッピングセンターも開けてくれて、そこにキャンプ用の折りたたみベットと毛布をちゃっちゃと用意して、暖かい場所で横になれるようにしてくれます。
一番得した人達は、寝具屋さんがお店を開けてくれて、そこの売り物のベットに寝かせてもらった人達。
これはすっごく羨ましい。
あたしもお店で一晩過ごしてみたい、増してやちゃんとベットに寝られるなんて。
いつも感心するんですが、このいざという時に、まぁよくもこれだけの量の毛布やベットがさっと出てくるな。
何処にストックしてるんでしょう?
この分じゃ、フランスで毛布屋やってれば食いっぱぐれ無いんじゃないかしら。
だって毎回新品の毛布を配ってるみたいだもの。あれも一枚欲しい。きれいなブルーのやつ。
ホモのパリ市長は、緊急事態として、パリ市の全ての歩道は塩を蒔いて凍結しないようにします!と宣言してたけど、家の前の歩道はカチンコ雪がつるつるしてたけどな。大通りに面した、広い歩道なんだけど。
こんな訳で、昨日からあたしはブーツ2足酷いことにしてしまいました。