フランソワのスキャンダル

以前書いたブログ、『フランソワ君が40歳になると』の続編でもないのですが、正真正銘のフランソワ君、フランス大統領のフランソワ オロンドが、やっぱフランス人ってね~、的なスキャンダルを振りまきました。
公に連れて歩いている内縁の妻ヴァレリーさんを裏切って、女優と仲良くなって、彼女は妊娠しているという噂まで出ています。スクープが出るや否や内縁の妻ヴァレリーさんはオヨヨ~と入院。彼女が退院してまもなく、オロンドは我々の仲は終わりました!と発表。
大体にしてからに、前内縁の妻、同士の政治家セゴレーヌ ロワイヤルとは28年も一緒に居て4人も子供を作ったあげく、ヴェレリーさんに移り変わり、今度も又するりと他へ行くオロンドはどんな人?
確かに、眉間の縦皺が良く似合うヴァレリーさんは牛の様に頑丈そうで、何処を触っても硬そうで、私好みの女ではないです。
『ハイ、ここであたしにキスをして!』『ハイ ちゃんと手繋いで!』『ハイ ちゃんとこっちを見て!』てな具合にぎゅうぎゅう引っ張っていた様子がテレヴィの画像から伺えます。オロンドは2人で歩いていても、ちっとも彼女の事を気に掛けてあげる様子もなく、歩きながらがっちりオロンドの腕を組み押さえているヴァレリーさんの事を、『重たいな~』って心身共に思っていたのかもしれません。
あの男としての危険度が見られないオロンドは、実はかなりのスケベでマッチョな人なのではないかと私はふんでいます。
前大統領の二コラ サルコジは離婚後3ヶ月待たずにカルラ ブルーニと一緒になりました。でもちゃんと結婚という手続きを取っているので、れっきとしたファーストレディーです。内縁の妻、ヴァレリーさんは立場があやふやで、アメリカからはファーストガールフレンドなんて呼ばれていました。
歴代のフランス大統領はきちんと正妻を持って体面を整えた上で恋人を持っていたのが常識だったのに、オロンドは一度も結婚せずして、女を渡り歩いているわけです。離婚の慰謝料払いたくないというケチ根性があるのでしょうか?
あの不細工さが母性本能をかき立てるのか、或いは容姿も煙に巻くほどの頭脳明晰ぶりなのか?解らん!
manife 019日曜日、冷たい雨が降りしきる中、バスに乗っていたら、『ハイここで降りてください、これ以上進めません。』チッ!家のバス停の1つ手前です。大した距離ではないので仕方ない、歩き始めると重装備の特別ポリスが集合し始めていました。何のデモかしら、とじろじろ装備が格好いいポリスたちを眺め回しながら家に着いて気がつけば、びしょ濡れで、おでこなど死体のように冷えていました。
夜のニュースで見ると、それは『怒りの日』と名づけられた、反オロンドのデモ行進で、19人のポリスが怪我をし、262人がしょっ引かれた激しいデモになったそうです。
オロンドのプライヴェートのスキャンダルにつけ込んで、ここぞとばかりにホモの結婚反対派や堕胎反対派などが繰り出してきたようです。
しかし、一般フランス人の見解では、不倫だ、別れるだなんて個人的なことだから知ったこっちゃ無いわ。というのが大半です。
離別発表の翌日の日曜日、決行が危ぶまれていた、インドへの視察旅行へいつもに増してしっかりした牝牛のような様子で1人旅立ったヴァレリーさんの選択は正しいと思います。
しかし、チャールズがカミラの元へ去っていた直後1人インドへ行った、亡くなったダイアナ妃の写真とヴァレリーさんの写真がタージマハルの写真を挟んで一緒に載っていたのには、なんだかね~。