お母さんの役得

わたくし、こう見えても人のお母さんなんです。
せっかくお母さんなので、学校行事には積極的に参加します。
子供にとって、自分の最大の恥は親、特に母親、という時期が必ずあります。
その時期真っ最中の息子の課外授業にまんまと付いて行きました。
親へのお手紙は、必ず親がサインをしなければいけませんので、捨てるわけにはいきません。
遠足や課外授業の場合、親が『行って良し』とサインしない限り、子供は学校に置いてけぼりです。
で必ず、下のほうに 『付き添い求む!』と書いてあるわけです。
時間が許す限り、そして私が面白そうと思う限り、『ハイ、行きます』と大きく丸するわけです。
今回のは絶対行きたかったので、手紙を受け取るや、絶対に明日朝一番で先生に渡しなさい!と100回念をおして、大きな大きな丸印をつけて息子にお返事の手紙を持たせました。
不機嫌この上なく帰ってきた息子の様子で、よっしゃあたしが付き添いだ。と分かりました。
一般人には、中々見られないコンサートのリハーサル。
サル プレイエルでパリオーケストラとヴァイオリンのその夜のコンサートの総合リハーサルです。
あー嬉い。
24人のあたしより遥かにデカイ中学2年生の子供達と2人のお母さんと音楽の先生の3人の付き添いで地下鉄で行きました。
このリハーサル見学は学校の課外授業のみ受付で、一般人はペケ。
あー嬉い。
と何度も幸せをかみ締め、やれリハーサルが始まりました。
と、思うやいなや、どこぞの田吾作がどやどや遅れて到着。もう気が散って気が散って。
その日はパリ郊外は雨氷で交通渋滞の為遅れたそうです。
それでもって、後ろに座った田吾作学校の音楽の先生と,あたしの隣に座った息子達の音楽の先生が喧嘩をおっ始めたもんだから、もうめちゃくちゃ。
周りのうるさい静かにせい!の『シー』、って音がどんどん大きくなってもう鑑賞どころではありませんでした。
私服の団員っていかさない。
 
 
 
 
 
 
ほれ、あたしのブログに載せるよと言ったら、皆、先生も参加してくれました。