フランス人とペット

chien 001ヨーロッパ1ペット好きなフランス人。金魚やハムスターなどいちいち数えたらその数はフランス人人口と変わらないくらいだそうです。2件に1件は何らかしらのペットを家族の一員として飼っている事になります。不況の風もなんのそので、ペット業界はウハウハ上がりっぱなしのようです。犬一匹に付き、年間平均800€はかかるというのに。
 
 
chien 017今、私もヴァカンスへ出た友達の犬を預かっています。もう仕事なんて行きたくない、ずっとベロベロべたべたしていたい可愛さです。しかし、彼女はめたくそ箱入り娘で、1日4回もお父さん、お母さん交代で散歩に連れていって貰っています。朝は7時に第1回目のお散歩!無理無理無理無理。仕事で早く起きる時は、時間無いから散歩なんて行かれないし、仕事が無かったら7時に起きるのは拷問です。そわそわわさわさしている音で7時30分にヨロヨロベッドから這い出れば、時遅し、玄関前は水溜り。1日4回私一人で散歩させる事も無理です。仕事で昼間出ていて、走って帰ってきても、ドアを開ければぷわ~んと臭います。絨毯の柄に紛れている物を、踏まなくて良かった!と先ずホッとします。こりゃまずいわと、近所のペットショップへ再び走り、オムツを買ってきました。これが可愛いのなんの、尻尾用の穴をニヤニヤと穴が開くほど眺めていました。
動物との接触は日頃の心配事、ストレスを柔らげるのに一番の方法というのは本当です。忍耐強いラブラドール犬はよく老人ホーム訪問などに行きます。とは言っても、アメリカでは、5千頭のトラがアパートや庭でペットとして飼われている、と言うのは唖然としますが。動物園にいるトラは350頭ぽっちりだっていうのに。変わった人達です。
パリの立派な動物園、ヴァンセンヌ動物園は、6年間の長い工事が2年前に終わり、『キリンと朝食』 など新しい企画もどんどん発明しています。すっかり暖かくなったら、心を癒しにきっと行こう。
動物好きな方、パリの動物園、喜んでご案内致します。