3月11日 2回目

昨日は3月11日。もう2年なんですね。フランスでもニュースのトップでどこも『フクシマ』の名が上がっています。一番フランスの関心はもしフランスであのような事故が起こったならばいくらかかるか?あたしの弱った視力では数え切れないぐらいの0がつく数字らしいです。
今でも30万人以上の人が仮設住宅で暮らしているそうですね。公共住宅を建てる為の木を伐採する許可を出す農林水産省から6ヶ月待て!とストップがかかって建てられないって本当なんでしょうか?消防署などは、以前と同じ場所で同じ設計の物でなければ復興庁から公共資金の使用が認められないって本当の話なのでしょうか?
アホちゃう?と国民は怒りの鉄拳になっている事でしょう。こおいった諸々の事が大きなストレスになってガンなどの病気になるケースが実際の被爆よりパーセンテージが高いそうです。
何度かこのブログにも書いてくれた『南のジュンコちゃん』はポンセ東北というアソシエーションを設立して精力的に行動しています。2011年の7月は南フランスで何度か企画したチャリティーで集めたお金と、皆からのメッセージを七夕祭りに笹にくっ付けて仙台に持って行ったり、ベルギー在住の歌手カッちゃんのコンサートを開いたり、夜なべして作った抹茶クッキーを売ったり、この夏はヴァカンスをフランスで過ごしませんかと、フランスでの受け入れ家族を用意して、なんとか楽しい夏を過ごしてもらいたいと頑張っています。居ても立ってもいられず、ぐいぐい推し進めて行くジュンコちゃんの行動力は感動的です。
世界中で海外在住の日本人が何らかの心を砕いています。本当にちゃっちゃと被災者の生活体制だけでも快適にしてあげて欲しいものです。
今の生活、なにもかも電気が必要になってますからね。どこのお宅も蛸足が何個もくねくね繋がっていて線だらけになっていると思います。どうやって節電できるのでしょう。何をするにも電気は益々必要になってきています。家の中で電気無しで動いている物何かあるかな?
公害対策で、皆さん自家用車はなるべく乗らないで公共の乗り物を利用しましょう。という風潮になり、増してやガソリンも呆れるほど値上がりし続けたので、チャリ~ンチャリ~ンという音が頭の中で響き渡りドキドキしながら車を運転しなければならなくなったので車を控える人が増えました。するとすっかり車の売れ行きが悪くなり、慌てた車屋は電気車の開発を充実させました。
公害ダメ、でも車は買って下さい。原発絶対ダメ!でも何でもかんでも携帯やパソコンで処理できるようにして下さい。便座はいつも温かくして下さい。 どーしたらいいんでしょう。
1年に1度停電の日を作る。冷蔵庫と便座だけは電気が稼働。その日は仕事も一切休み、電車もバスも運休。1日絶食して瞑想して過ごす。何月何日にしようかな。やっぱり3月11かな。