撫子と君が代がフランクフルト

夕食のテーブルで。
息子; 今日は日本対アメリカのワールドカップの決勝戦だよ。
母 ;  ???意味は何???
息子; サッカーのワールドカップ!ドイツのフランクフルトでやってるんだよ!
サッカー+決勝戦+日本+アメリカ=???全く繋がらず、ぼーとしてて喰らい付いてこない母を見て、真剣に見ていたニュース番組をパチンと変えるという有るまじき行為に出た息子。

折り良く画面には日本チームが映っていました。

母 ; あー少年部のワールドカップね。と合点。
息子; 違うよ、女子部だよ。とゲラゲラゲラゲラ。

ケッ!この人達おなご?

その内、君が代が流れてきました。わーどんだけぶりに聞く国歌だろう。とご飯を食べながら自然に歌が出てきました。

と言っても出だしの”きーみーがぁあよーおーはーーー”と,尻尾の”むーうすーーーまぁーああでーー”を決めれば真ん中はどうにでもなるといった感じでしたが。

上手い具合に歌い挙げた母を尊敬の眼差しで見る息子。これで母としてワンポイント稼いだことでしょう。

次に流れたアメリカの国歌を聴いてつくづく思いました。

日本の国歌は聴いていて、明治神宮や熱田神社や東照宮なんかを思い浮かべる、神主さんの姿もちらつく、そんな歌

その他大勢の国の国歌は,さー戦うぞ、勝つぞー!と銃やヘルメットや戦車なんかの様子が思い浮かぶ歌。

君が代問題はいろいろあるようですが、曲として美しいと思いました。

君が代を歌って気が済んだ私は、パンを取りに台所行ったり、アッ!マスタード忘れたと又台所行ったりと落ち着かずにいた間試合が始まったようです。

母 ; なんでスローモーションで見ているの?
息子; これ現実のスピードだよ。ゲラゲラゲラ。
男と女の違いは大きいわ。

もう試合を目では見ていないのですが、耳からは聞こえてくるわけです。

すると、あら!バガテル公園の孔雀が来てるのかしらと思いました。ギィエーと甲高い声がしているんです。

母 ; 孔雀が居るみたい。
息子; フリッパーも居るみたいだよ。ゲラゲラゲラ。
確かにキュルと言う、違う甲高い声も聞こえました。

空気の振動を感じず、音だけを聞いていてどっかで聞いたことある環境音だなと、考えていて思い出しました。
母 ; 女風呂ってこんな音してるよ。
息子; 小学校の休み時間もこんな音してる。
なんだかんだで、延長戦かなんかしながら日本の『撫子』は優勝したんですよ!メデタイです。

しかし、他のスポーツ、例えば、陸上でもバレーボールでも、柔道でも思わないのに、サッカー選手はレズの園に見えるのは何故か?

さらしでも巻いてんのかって位おっぱいの存在が無いからか?