ロラン ギャロスが始まる毎に『エッもうそんな時期=もう夏=もう直ぐ夏休み』と懲りることなく毎年ビックリします。
今年も同じ台詞を吐き、きちんとビックリしました。
私はスポーツはかないませんのですが、息子はスポーツバカ。競歩の選手でも射的の選手でも誰の事でも知っています。そんな子がいると、彼が家に居る間はずっとテレヴィでロラン ギャロス中継が映っています。
『テレヴィの電波で頭がバカになるー!』とわめくと静かになったので、やっと消したと思ったら、消音しただけで宿題しながらも、心も頭も画面に向かっています。
そんな毎日なので、知らずと私も見ているようです。そして発見したのは、球拾いの子達と日本人って似ているなぁ。
痒い所に手が届くような細やかな気遣い、言われなくともシャッと敏捷な動き、控えめにいながら周りの様子をよく見ている、無駄口一つきかずじっと黙って立って待っいる。
調べてみましたら、コートで球拾いしている子達は大変な難関を切り抜けてきたんです。
フランス中で募集すると、25,000人ぐらい応募してきます。
応募資格は13歳から16歳、めがね、コンタクトの子はダメ、身長175CM以下、(大きいとスポンサーのロゴを隠してしまうので)。
 
第一次審査として、ボール転がし、ボール投げ、耐久力、瞬発力、体力、などのテストを受け、400人に絞られます。
残った400人は研修を受けます。
そこで最終的に220人が選ばれるという過酷な競争を勝ち抜いて晴れて、ロラン ギャロスのコートに立てるというシステムです。
無給です。スポンサーから何かプレゼント貰うぐらいです。
元々、テニスは貴族の気取ったスポーツだったのが、今じゃ、テニスした事無いという人の方が少ないのでは無いでしょうか。
日本なんか、おばちゃん達が草むしりのついでみたいな気軽さでテニスに励んでいますものね。
この時期、ギャラリー ラファイエットデパートでは、屋上にテニスコートを作って無料でテニスができます。靴やラケットも貸してくれます。大人気なので要予約のようです。
ロラン ギャロスの帽子やTシャツなども期限限定で売っています。
パリ市内でしたら、他にシャンゼリゼ通りのプーショーのショールームでも少しロラン ギャロス土産を売っています。
今のパリ土産にご近所又はご家族のテニスおばちゃんに喜ばれることと思います。