パリの手芸見本市

雑誌マリー クレー イデが主催する見本市、ル サロン DIY(ドゥ イット ユアーセルフ)が今年も11月19日から23日まで、パリの見本市会場ポルト ドゥ ヴェルサイユで開催されました。
300件が出展、フランス全土だけでなく、イタリア、スペイン、エゲレス、ベルギーそしてもちろん日本からも出展者が集まる、最大の手芸見本市です。
かなりのおばちゃん達が買い物のゴロゴロをひっぱって買う気満々で勇んでやってきます。そりゃそうです、普段は遠くて行かれないお店が向こうか勢ぞろいでやって来てくれるんですから、天国です。
今回ご案内したお客様も日本ではまだ知られていない秘密のお店を発見して狂喜なさっていました。
そして大変賑わって、大人気なのが体験アトリエです。今年は500ものアトリエが用意されました。例えば、室内インテリア、カルトナージュ、刺繍、パッチワーク、アクセサリー、フラワーアートなどのカテゴリーがあります。レヴェルとしては ”親子で学ぶ”、”基礎テクニックを学ぶ”、”テクニックを向上させる”。となっています。それぞれのアトリエの主催者に直接申し込みます。
先生、生徒、和気藹々の本当に楽しい、良い雰囲気です。キフキフパリのお客様が参加した刺繍のアトリエを覗いていますと、先生の話を全く聞いていなくて、先生が説明したばかりの事を質問したり、ちっとも出来なくて先生に結局全部やってもらっている人がいたり、正しくフランス人気質が垣間見られる貴重な時間を体験する事も出来ます。今回は通訳としてお供しましたが、共通の趣味を持つ者同士、言葉の壁は無いようです。疑問点を質問する事が出来ない時は隔靴掻痒のようですが、充分楽しめます。
salon l'aiguille en fete来年2015年は2月12日~15日に、負けじと大規模な”針の祭典”という素晴らしいネーミングの手芸見本市が同じくパリの見本市会場ポルト ドゥ ヴェルサイユで開催されます。
2014年は45000人の入場者という大人気!
 
パリの噂の手芸店ボヌール デ ダム、手芸ガールズ必需品DMCなども出展します。
日本からも手芸サロン目指して来仏する方が年々増える一方です。皆さんの気勢にお答えできるよう、キフキフパリも準備万端で待機しております。