クリスマスになったパリ

クリスマスのご馳走のメインを24日の夜にする家と25日にする家があります。
うちんちは、24日の夜中食べて飲んで25日は残飯整理というのが決まりです。
今年のメインを鴨にしたら、どっさりあまって冷蔵庫開ける度に気が重いです。
最近は友達達と皆で迎えるクリスマスや年末年始が億劫でせっかく誘ってもらっても行かない事が多くなりました。
自分ちにいるのが一番。
田舎に行くのも寒すぎてイヤ。
ましてや旅行に行くのは真っ平です。
クリスマスから年末年始を過ごした旅行先でしらけたのはキューバ。
この時期でも基本泳げるぐらいの気候だけど、ちょっと曇ると楽しくありません。
ハバナで迎えたその年の25日なんて小雨、プールも行けない、お店も休み。
道には誰もいません。
野良犬さえどっか良い所に行ったようです。
半袖だけど、小寒いという状況の中ではせっかくのクリスマスディナーも豪華で美味しいのだけど,忘れ物したみたいな心持でした。
雪の中のプラハのクリスマスの方がまだ良かったです。
でもやっぱりホテルに泊まって、レストランで迎えるクリスマスは詰らない。なんだか手持ち無沙汰なんです。
南半球で生まれ育った人にとって真夏がクリスマスっていう常識が不思議でしょうがありません。
子供なんて雪、暖炉、トナカイ、という世界的なクリスマスイメージをどう受け止めているんでしょうか?
相変らず不気味なほど寒くないパリ。
パリのあっちこっち歩いてみてもやっぱりクリスマスは薄まってると思います。
貰っても気に入らなかったら、即ネットで売られちゃうプレゼントなんか買わないで、クリスマスプレゼントは現金が1番!と頭も心も使わなくなってきました。
本当いっそうの事プレゼントなんか無しにしたら皆ホッとすると思うんですけどね。
クリスマスミサの中で、パップも商業ベースに乗ってる今のクリスマスの様子を嘆いていましたね。
もうパジャマに着替えて、チョコレート食べながらでろーと真夜中のヴァチカンからの実況中継をテレヴィで見ていたりするのが好きです。