火の無い所に煙は立たず。とは本当だわ。
数ヶ月前にフランスの国債の格付けが落とされた。というデマが広まりフランスはかんかんに怒りました。
しかしながら、本当にフランスは13日の金曜日に最高のトリプルAからダブルAプラスに落とされました。
今のサルコジー政府の反応。
『まあねーいいニュースじゃないけど、破局ってわけでもないさ』とか
『アメリカの格付けエージェントがフランスの政治をするわけじゃないんだから』とか
『これは、フランスの財政の問題ではなく、欧州の統治システムの問題だし』とか
『フランスはクラスの優等生で、今まで20点満点(フランスの試験は20点方式)取ってたのが今回19点取ったって事だけじゃない』
とかいう冷静?な反応。
デマの時の大剣幕はどーした?
こんなんだから努力の姿勢無し!と言われて落っことされるんじゃないの。
これに反してサルコジーの敵陣は。
『こりゃ大変だ、サルコジーの無能さがよーく分かりましたね』とか
『情けない。我々フランス国に恥をかかせた、それはサルコジー。』とか
次の大統領選に向けて嬉々としてサルコジー陣営を攻撃しています。
今、最高のトリプルAを持っていて危ぶまれていないのはドイツしかないようです。
イタリアは今回トリプルBプラスに落とされました。
これは、タイ、南アフリカ、カザフスタン辺りと同じレヴェルです。
日本とスペインは共にダブルAマイナスだったのが、スペインはシングルAに落第。
ギリシャなんてダブルCです。Dになったらもう返済能力なし、破産です。
皆がどんどん落第していって、借金する時高い利子を払うようになれば、当然国民のクレジットも厳しくなっていき、車や家を買えなくなる。
経済ますますへたれる。
フランス人は元々性格的に厭世主義、悲観主義なので、世界でも常にペシミストのチャンピオンです。
2012年に向かってフランス人は今までに無いほど『この世の終わり』気分です。
10人に8人のフランス人が2012年は経済的になお一層厳しくなる。と見ています。
51カ国中、ペシミストランキングで1番から9番までがヨーロッパ人が占めています。
あの生き地獄のようなイラクの人々より悲観的です。
彼らには強い神様がついているからでしょうか。
世界の幸せさんはブラジルです。
71%のブラジル人が希望一杯でいます。
パリでも観光客のポルトガル語、スペイン語がよく聞こえます。
南米系は今イケイケです。
そういえば、『ケ セラ セラ』って納得できない言い方のフレーズもオリジナルはスペイン語だな。
文法的におかしいけど。
歌の中だけでなく、スペイン人って本当に日常的にもこんな風に言うのかな?
2012年の心持
パリ暮らし
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-