小寒いと言っても、季節としては夏なので娘っ子達はあんよを出したがります。
かなり迫力のある足をにょっきり出していても、どっさりした印象がないのは不思議だなぁ。と間近でつくづく眺めて見ます。
やっぱりぶっとい足だわ。
始まりのお尻からしてプリンプリンというか、ドボンドボン。
日本の女の子達の足は紐のように細い、お尻はひらひらで長ーい背中から紐が2本出ている感じ。
女の世界では細い=グッド、太い=バッドが常識です。(男の世界は反対だわね)
その常識に則っとれば、細い足の日本人の足の方がぶっとい足のこちらの子の足よりベターのはずなんですが、何かが大きく違う!
物事何でもバランスが大切です。
とても美形の人に似ているという人は大概ブスです。
パーツは似ているけど、配置のバランスが違うからでしょう。
足のバランスの要は膝だと思います。
私たち日本人の膝は無意味にデカイ。
非常ーにぶざまです。この大きな膝が足を2分に別ける役をしてしまうため、ソーセージが2本繋がった感じで統一性を失い、すんなりした1本の足という印象を欠いてしまいます。
こうなったら細さでの勝負は出来ず、すっきりスマートさで大負けです。
先日、オサレな催し物で、コンパニオンの女の子達のかわいさにウハウハし、膝っこ憎までカワイイとホンワリしました。
顔は、蓼食う虫も好きずきですし、どうにでも作れますが、お膝はなんとも出来ませんから。
あんな膝を持って生まれたとは羨ましい限りです。
膝の事を考え悩む人は結構いる様で、一番の悩みは、大きすぎる。次は、丸あるく可愛くなくて、でこぼこで汚い。次は、左右がずれている。要は足の長さが左右違うということ。
こういった膝のコンプレックスを持っている人は,膝上のスカートをはく気になれない。いつもズボンばかりでつまらない。セクシーな気持ちになれない。と嘆きます。
心底悩んでいる人は、チャーミングなお膝にする為に整形手術をするそうです。
そこまでは。。。。と言う人は、膝を出すなら、ハイヒールを履く、とか膝にお化粧をしてカモフラージュするとか色々な作戦をしているようです。
日本人とこっちの人達の気を使い、大切とするポイントが違うのが面白いです。
顔の色やしみやほくろや睫毛の長さなど個人の個性の要素が大問題の日本。
人間としての作りの性質を気にするこっち。(フランス人と限らず、色々いるので)
パリ市内を歩いているのに、ヒマラヤで山登りでもしてんか?と思うような歩き方をしている日本人の人をよく見かけます。
とにもかくにも真っ直ぐ膝をのばして歩きましょう。そのほうが疲れないです。
大木の様な足でも真っ直ぐの作りで、堂々と歩けばカッコいいです。