この10月最後の日曜日から日本との時差が8時間になりました。冬時間です。
そして学校は万聖節でヴァカンスです。
お盆なのできちんとした人は皆お墓参りの為故郷に帰る時なのに、エアーフランスのスッチー達はストライキをして彼らの思惑通り飛行機利用者に大迷惑をかけています。
季節柄、新聞に『葬儀屋も他の業界同様ペテン、詐欺だらけ、鴨にならない為に!』という注意事項が書いてありました。(面白いことにフランス語では、間抜けな感じは鴨ではなく鳩です。)
私としても、これからの人生で確実な一大イヴェントは葬式だろうから真剣に読んでみました。
いつぞや、106歳で大往生を果たしたおじいちゃんのお話をしましたが、その時私の友達である彼の娘と墓石屋とか、葬儀屋とかと関わったのですが、よくカラクリが分からなかったんです。なんだか先方の言いなりになるしかないような状況でした。
必ず、3,4件の葬儀屋から見積もりを取ること!
1300€から6100€ものヴァラエティーがあるそうです。
そんな時間的余裕があるのだろうか?気配があったら早めにあっちこっちで見積もり貰っておくか。
火葬というのは安上がりという常識があったそうですが、実際はそんなことはないそうです。
フランス人は、日本って人が死んだら焼いちゃうんだって? ゴミじゃあるまいに野蛮だわ,と体をぶるっとさせます。
日本からいらした方とお墓見学していて、本当にこの下に死んだ人をそのまま埋めてありますの?
えーえ、頭はこっち側ですよ。とお答えすると滅相も無いと体をぶるっとされます。
私は火葬でよーく焼いてもらって居間のテレヴィの上に置いておいてねと昔から頼んでいたのですが、テレヴィがこんな薄っぺらになっちゃってどうしたもんかと思案中です。
あんな、じめっとした、寒そうなお墓になんか入りたくない。テレヴィの上は暖かそうでよかったのに。
こちらの火葬は粉になるほどよーく焼きます。それでセーブル焼きかなんかの洒落た壷に入れてくれます。渡された壷は暖かいんです。
棺おけの内側を素敵な椅子の様にキャピトンなんかにする必要は無し!
遺体を直ぐ葬儀場の近くに輸送する必要は無し!
病院なり老人ホームなりで死んだ場合3日間は無料で遺体を保存してくれる。
自宅で死んだ場合はドライアイスで冷やして家に置いておいて良し!
死に化粧とは何をするのか内容を確認せよ!
ホルマリン注射など無用。
ローコストの葬式セット1790€というお得用もご用意してあります。とさ。
私は、焼かれている間にバッハのチェロ無伴奏を1から6まで弾いてもらって、焼きあがったら家の居間に置いてもらうというのが希望です。
一番お墓が繁盛している時です。
死んで鳩にならないように
パリ暮らし
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-