飛行場

旅行へ行くのは大好きなんですが、飛行場へ行く道すがらが嫌いなんです。成田なんてかなり憂鬱な気分になって眠れないぐらいです。
シャルル ドゴール空港とパリ市内間の移動で、一番手軽なのはオペラ座横から出ているリムジンバスです。ホテルからリムジン乗り場までタクシーで移動するのがいいでしょう。人数が多かったり、お子様、ご年配の方がいる場合はハイヤーをお勧めします。
やっと着いた空港に、自分の名前を掲げたニコニコ顔のドライヴァーが迎えに来ていてくれるのはありがたいものです。
ゆめゆめ、郊外線B号線で行こうなんて思わないでください。危険です。
日本の素敵なシステム宅配便のお蔭で、手ぶらで空港まで行けるのは大いに気が楽にはなるのですが、ぎりぎりまで荷物が増え続ける私の場合、早めに荷造りして出荷するなんてきちんとした事は出来ないんです。
この憂鬱の原因の1つでもある荷物の問題にエアーフランスは知恵を絞りました。
絞りに絞ってぽろりと出てきた案は、
『出発の前日にチェックインできます。14h-22hまで、ターミナル2、ホールF,ゾーン3 にて受け付けます。ボーディングパスもお渡ししますので翌日の出発日は、手ぶらで45分ぐらい前に直接搭乗ロビーへお越し下さい。』
出発当日、なぜかめちゃくちゃ忙しい人にはいいかもしれないけど、結局空港まで荷物を持っていかなければならないし、2日連続で空港へ行くなんてとんでもない!
もっとよく脳みそ絞ってみっ。とがっかりしました。このサーヴィスは試験的に始めたのですが、その後の展開は耳にしないので、やはり流れ去ったのだと思います。
先日、朝5時に起きてニューヨークへ向かう不安の塊のお客様をお送りしに空港へ行きました。アメリカン航空のカウンターは、そこだけシステムも雰囲気もいきなりアメリカです。他の外国のどのエアーラインも皆シャルル ドゴール空港のシステムで同じなのに。
アメリカン航空なんて評判悪い飛行機乗って大丈夫かしらと心配顔でお見送りしながら、2014年の飛行機ナンバー1はエミレツだったなと思い出しました。
優等生、スイスエアー、ルフトハンザも2位、3位と頑張っています。4位がたまげることにギリシャの航空会社、5位がトルコ航空ですと!
エアーフランスは26位。しかし前年は56位だったので誇らしげです。
今度は私もエミレツで帰国してみようかしら。
何しろ、機内サーヴィス1等賞、機内デザイン1等賞、機内娯楽サーヴィス1等賞、荷物管理1等賞ときたもんだ。乗ってみるしかない。