夜寝る前に見た天気予報では明日は朝から1日雨です。という予報でした。
朝起きてみても、もちろん雨なんか降ってませんし、空も明るく健康的です。
家を出る時にかなり雨が降っていても子供は傘を持たずに出て行きます。
フランスでは子供は傘は禁止!と聞いたことがありますが、本当だと思うほど子供は傘をさしません。
元々傘を持っていません。
傘なんて持たせたら、何しでかすか分かったもんじゃない。どうせ直ぐ壊すだろうし、餓鬼に傘なんてもったいない!ということです。
高校生ぐらいになったらやっとさし始める子が出てくるかしらという感じです。
傘ってこの辺りでは18世紀頃に出現して、高価なアクセサリーという地位だったそうです。
そして当時は人間は洋服、コートは1枚しか持っていなかったので、濡れたらどうしようもなく不快になったので傘は必需品でした。もちろん濡れた服を気持ち悪いわと思うような階級の人たちにとってです。
そういえば先日お話したデパート、ボン マルシェの映画でもメインフロアーに傘、手袋、帽子が陣取っていました。
ルノアールの絵なんかにも、ほっぺをピンクにしておりぼん髪にくっつけてるようなお嬢さんが日傘をくるくる回してるって構図ありますなぁ。
確かに昔の貧乏人が傘さしてるのは見たことないですなぁ。
ぐいーんと時代は過ぎ、70年代になってアジアから大量に安い傘が入ってきて、猫でも傘をさせるほど庶民の手に渡りました。
しかし庶民の習慣として、傘なんか無くたって死にやしないと、フードや帽子で雨をやり過ごす人がいまだに大勢です。
須賀敦子の本の中の『雨の中を走る男たち』というのがあります。
『イタリアでは学生や貧乏人な男たちは傘を持ってないので、背広の両襟を両手の親指をまっすぐ立てるようにして持って、背広の前をしっかり閉めて走る。』と書いてあります。
あれー?じゃあイタリア女は髪のセットが崩れたり、マスカラが流れるのを恐れて傘をさしているのかしら?
それにフランス男は走らないな。とやっぱりちと違うみたいだな、面白い。
雨が降っていても、降っていないように平気で歩いているフランス人には心底仰天します。
目を細めたり、眉間にしわ寄せたり、肩を吊り上げたり一切無し!変わってるわー。
フランスで傘といや、カトリーヌ ドヌーヴが調子っ外れの歌を歌うミュージカル映画。『シェルブールの雨傘』のシェルブールです。
フランス代表の手作りの高級傘屋があります。平均1本100€位だそうです。高いんだかそんなことないんだか分からない値段です。
中国製の10€の傘は半分は粗悪品として即捨てられ、リサイクルもできないゴミになるそうです。
でも10€って千円以上ですよ。日本では100円なのに。
環境にもよくないし、不経済なので、粗悪なみっともない傘なんかささないで、きちんとしたエレガントな傘を買って壊れたら修理しましょう。と傘の修理やさんは言ってます。
傘のポジション
パリ暮らし
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-