そうとしか思えないほど、確信も無いのに犯人は『きゅうり』!とちゃっちゃと発表しちゃったり。今度は、『それあそこのモヤシだ』と大声で言いながら、だだだだーと検査に行って。『違かったな』はないだろうに。
検査に来られた農家は『訳分かんない』と呆然です。
例のドイツのばい菌探しがまだ終わっていません。終わるどころか毎日死亡者が増えています。今日で23人です。殆どが女性です。
モヤシは湿った処で栽培する為、ばい菌には好都合らしいのです。ましてやそこの農家は有機栽培でした。殺虫剤を使わないので、ばい菌も安泰です。
やっぱりね。いつぞやのブログで私書きましたよね。有機栽培が増えたら虫だらけになるんでないか、って。
何キロか向こうの有機栽培でない畑の虫達も、皆有機栽培畑に集まるだろうに、虫達は極楽極楽と居つきますよ。ばい菌達だって同じでしょうよ。
その有機栽培モヤシを検査した時はばい菌が見つからなかったんですが、検査員曰く、ばい菌モヤシを出荷してから時間がたったので検出できなかったんだろう、ここは絶対怪しい。と言っています。
指差されて怪しいって言われたらもう営業できません。
1番怒りの鉄拳になっているのはもちろん、きゅうりのスペイン。もうスペインのドイツ領事館の前はスペインの生産者がぶちまけたキュウリ、トマトの山です。
数え切れないぐらいのいっぱいの0が付く被害額をスペインはドイツに請求しています。
ドイツ首相のメルケンさんは、『ドイツでは、国民に敏速に情報を伝える義務があるんです。どうぞご理解を』という屁理屈をスペインの大統領に電話しました。
スペインさあどう出るか?
フランスでもキュウリは普通1本1€位なんですが、今じゃ20セントです。サラダの葉っぱも同様。それでもすっかり萎びて売れ残っています。
ヨーロッパの国は何処もキュウリ、トマト、サラダの葉っぱ、モヤシは要注意野菜です。
ドイツ人がイラチなのは本当だと思います。
ドイツ人と待ち合わせすると時間通りに或いは早めに現れます。
『早め』というのは日本人とドイツ人ぐらいしか『良いこと』と認識していないんじゃないでしょうか。
フランス人の家へお呼ばれして早めに行ったりしたら、えらい失礼なことです。時間通りに行ったって、まだシャワーから出たばっかりだったり、台所でバタバタしている最中です。20,30分遅れていくのがマナーです。
ドイツ人、フランス人、私日本人の3人が仲いいのですが、待ち合わせ時間は、フランス時間とドイツ、日本時間の2通り設けます。
30分早めにフランス人に伝えておくと丁度です。
何故フランス人はこうも遅刻するのかと思いを馳せますと。ちゃんと時間通りに家を出たとします、ところが道でばったり誰かに会います。するとすっかり約束の事忘れて、しゃべくりまくるのです。
私も約束に向かって道を歩いている友達とばったり会って、永遠のおしゃべり相手になったことはよくあります。
あー行かなきゃ。あーあたしすっごく急いでいるの。あーあたし大遅刻だわ。なんて言葉を発しながらも話す、話す、話す。
イラチな日本人のあたしは気が気ではありません。
こういった部分はドイツ人と日本人は相容れると思いますが他の部分はねぇ。。。。。。
この続きは又明日!