やっぱり冬は忘れてなかったようです。
いきなりマイナスの世界です。
地方では雪がドカンと降って、又大慌てしています。
気温が0度を切ると張り切って出てくるのが赤十字の方がた。
路上生活者に寒いからセンターで寝ませんか、と誘いに歩きます。
多くの路上生活者はほっといてくれと行きません。
あたしも行かないなぁ、一番の望みは明日の朝に起きないことじゃないかしら、寝ている間に寒さですーとさよならするというのが理想ではないかしら。
そんなことは無い!と生きる希望がある路上生活者は上手くそういった施設をきちんと利用して小奇麗にして、小さな仕事をこまめに見つけたりしています。
近所のスーパーマーケットにも小間使いしているそんな人がいます。
年々増え続ける路上生活者、普段からパリ市内だけでも26,000人を収容できるそうです。
しかしこのセンターの問題は朝は荷物をまとめて出て行かなければならないこと、一心同体の犬が入れないこと。
そして外で寝るのが危険な気温に下がると、パリ市としてはホテルや体育館なども開放します。
それでも足りないそうです。
保護してあげるのはフランス人だけではないです。何人だろうが、誰だろうが泊めてあげてご飯を出してあげます。
5年ほど前、路上生活者にテントを配りました。
するとパリのあちらこちらにテント村ができて、臭い、又はアル中や薬中が多い彼らが怖いなど近所の人達の苦情がパリ市に押し寄せました。
冬の間250人がこのテントの中で亡くなったそうです。
そんなこんなでテントは撤去。
今は以前の様にヴォランティアや赤十字の方がたがせっせと巡回して、センターへ連れて行ってあげたり、スープや毛布を差し入れしたり、私達が居るからねと精神的な支えになってあげたりしています。
住む所があってちゃんと働いている人でも、月末になればお財布が空っぽになってしまうことがあります。
そんな時の駆け込み寺は質屋。
日本でも今でも活躍しているのでしょうか?
パリの質屋といや、オサレなマレ地区のど真ん中にある立派な建物。
創立375年です。
凶作の時、戦時中などパリジャンが散々お世話になったところです。
今でも日に平均650人の人が来るそうです。
ここがこれまた神様の御心をお持ちなんです。
不景気の波をざぶんと被った人達で質屋のお客が2008年から50%アップしたんだそうです。
10人に9人はちゃんと取りに来るのですが、その期間が2倍に長くなったそうです。
このような世間の動きを見て、1月から150€以下のものならただで、預けた物を返してあげることにしたんです。
『だって、彼らは必要でしょう。』ということで。
この神様キャンペーンは2月いっぱい続きます。
なんと宇宙のような広大な心のことでしょう。
このようなフランス人の精神の一部に潜んでいる宝石の心を垣間見る都度に感動でガーンとします。
フランス人の宝石
パリ暮らし
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-