オルガン轢きの友達が練習するというので、友達に会いがてら、練習を聞きがてら教会に行きました。
オルガンといってもパイプオルガンなので、ちゃんとした練習の時は教会のパイプオルガンで人様の前での練習です。
それでまぁブカブカいってる音を聞きながら教会を一巡りしていましたら。
ケッ!怪奇現象!
光が宙に浮いていてボーと点いたりスーと消えたり、右に行ったり左に行ったり。
有り得ないわ!と喜び勇んで急ぎ足で近づきますと、まぁなんとアート作品でした。
なんとかというアーティストの『告解』という題の作品でした。
向かい合った椅子の上のランプがまるで会話しているごとく点いたり消えたりするんです。左が点いたら右が消えるというように。
アート作品を展示するなんて教会も粋な事をします。
教会でぼーとすることはよくあるのですが、ゴシック様式の場合、あーこりゃ立派なブロッコリーだわという基準で見ます。
市場でブロッコリーを買う時も、あーこりゃ立派なゴシックだわという基準で買います。
ゴシック様式とは行儀知らずで野蛮な物と見られていて、まるでドイツ的だわという偏見回路で名付けられたそうです。
ドイツ人=ゲルマン人=ゴート族=ゴシックという式が成り立っています。
ゴシックの発祥はフランスなのに。身に覚えの無いことでコケにされたドイツです。