男と女と女と

パリの街を歩いていれば、ありゃゲイよとかレズよというのがうようよしています。

それなのにフランスはカトリックの精神が脳みその芯をつくっているので、ホモセクシャルの結婚はご法度です。

ところが女性2人がちゃんと市役所で市長さんに祝福されて結婚しているシーンがニュースで映っています。

何事かとテレヴィの音を高くしてきちんと聞いてみましたら、まぁややっこしー。

あたしゃフランス語が分からなくなっちゃったのかと焦りました。

このステファニーさんは本当はステファニーさんでなく、ステファンさんで、でもステファンさんだった時に手術をしてステファニーさんになったんだけど、法的にステファンさんはステファニーさんと認められず。。。。。。。。。。。

えーもうええわ。要は、本来男性だったのに、女性になった人がレズビアンになって女性と結婚したけど、戸籍上は男と女の結婚と正当な行為なので問題なし!と認められた訳です。

なんでこんなこんぐらがったこと思いつくのか?ステファンさん結局女性でいいなら、たまに仮装してハイヒール履いたりして喜んでいるだけにしておきゃ平和の人生でしょうが。

相手のずっと女性のレズビアンも男の人でもいいんじゃないね。

それもね本物女性のレズは27歳、ステファン&ステファニーは59歳で結婚式では女装していましたが、ハロウィンの仮装大会みたいでした。何がいいんだか。

私の友達でレズビアンのとっても素敵なカップルがいます。

生活の中である程度2人の役割は決まっているのですが、圧倒的に女性が家事をする割合が高いのが当然とする男と女のカップルと違って、その時その時の状況で上手いタイミングで分担しているんです。

皆で食事をしていても、1人が誰かと話してる最中だったら、もう1人が次のお皿の用意をするとか、スムーズです。仕事も家の事もきちんと各々が出来るからなんですね。

彼女達の友達も自然レズビンカップルが多いです。元ヘテロで結婚して子供もいたんだけど、人生くるりと回転させて、レズビアンになったおじさんみたいなおばさんもいました。

どのカップルもお互いへの思いやりの量がヘテロカップルより多いと感じます。

平和に静かに幸せそうです。

そんな光景をみていますのでホモになんの異議もないのですが、ホモカップルが子供を持つのは反対です。

それはちょっと欲張り過ぎると思います。

友達のカップルも4人子供がいます。2人で変わりばんこに種買ってきて実際自分達で生んだんですが、子供は巻き添えにするべきではないと思います。

男の為には女だけ、女の為には男だけと他にチョイスが無いから、それはイヤというのは有りえます。分かります。その好みは自分の所で大切にして、子供という違う人間の人生に関わらせてはいけないと思います。

実際、友達のカップルは4人の子供達が大きくなってきて、フランスは居心地が悪くなり、タイに工場建てて移住しました。

夏休みフランスに帰ってくる時は、子供係り、料理人、学校の英語の先生まで引き連れてご一同様で大移動します。

6人の家族皆、本当に幸せそうでいい家族だなと羨ましいぐらいなんですけどね。実際は簡単な事ではないと思います。

パリのホモの界隈はマレ地区です。歩いている人もお店の人も多いです。

基本緊張したお尻の人はゲイです。よく見て歩いて下さい。