1789年、王様に対してだいそれたことをしでかしたパリ市民が、疑心暗鬼になって、武器があるに違いないとパリのバスティーユにあった監獄に武器略奪に押しかけた日が7月14日。
その翌年1790年から7月14日はフランスの祝日となりました。
日本語では、この日を革命記念日とも言いますが、現人神の王様に対して一日で革命が出来るってもんではなく、何年もかけて、いろんな人間が出てきて成し遂げたことです。7月14日のバスティーユ奪取はその一環です。他にも建国記念日、パリ祭、などと呼びますね。
フランスではだた『7月14日』といいます。
数ある祝日の中でも一番重要な7月14日。何が起こるかと言いますと。
朝大体10時頃(あくまでも頃)シャンゼエリゼ通りをフランス共和国を守っている全てのセクションが行進します。各軍隊、消防所、警察などの代表達です。
凱旋門から始まりまっつぐ。コンコルド広場の大統領を真ん中に政治家達と海外のお客様や各国のフランス駐在大使達が座っている舞台まで。
面白いのは、空軍の飛行機が凱旋門からぐいーーんと上空を行進するのをテレヴィで見ていると、その音が直ぐ実際に聞こえるんです。パリはちっこい。それの所為か、インターネットがしょっちゅう切れました。
点けっ放しのテレヴィを,用をしながらちらちら見てて,ほとほと感心しました。
どの制服もすんばらしいセンス。色の使い方、帽子のバランス。これじゃジャガイモが着てても惚れ惚れしちゃいます。
お昼頃まで続く行進を見ながら、フランスの国防費ってどんだけなんだろう?
で調べてみますと、地方警察の分を入れないで、国民総生産の2,2%。
日本は確か1%枠がどうしたこうしたって話だったような気がしますが。
フランスもアフガニスタンやリビア、コートディヴォワールなどに顔出してますからお金かかります。
ついでに見た、世界の総軍事費の割合でたまげました。アメリカ一人で43%以上を請け負っていたんですね。その他の世界で残りを出し合っていたんだ。私知りませんでした。んじゃ出すのも出してるんだから、言うこと言うわな。
自分の無知ぶりにもぴっくり。
いっぱいのカッコいい軍人さんをとっぷり見たので、今日はナポレオンさんのお墓参りに行かねばと話は飛躍し、午後家の玄関を出ると、ダダダダダ、ドドドドドドーッ。家の前を行進が終わって家路を急ぐ戦車が走っています。
あら面白い、第二次世界大戦でドイツ軍がパリに入って来た時みたい!と知らんくせに感動しました。
それにしてもパリの道路は丈夫だな。とか戦車以外の軍のジープや何用か不明の車などが対抗車として次から次から来るので、手を振ったりしながら。手を振り替えして来た軍人さんの事、バカじゃない?なんてゲラゲラ笑いながら歩いていたらアンヴァリッドに着いてしまいました。
ナポレオンのお墓の横は軍事博物館。ついでに覗きました。
鎧、武器コレクションの所に侍の鎧と刀が渋く陳列して有ります。
これ子供用?ってぐらい小さい。こんな手短い?半そでって訳でもないだろうよ。肩もこんな狭い?
隣に飾ってある鍋みたいにピカピカの西洋の鎧はヘッ、こんなでかい人いる?ってぐらい壮大でした。


大きな大きなチビのナポレオンの棺
7月14日
イベント
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-