浮れポンチ気騒ぎも終わりました。
今日のニュースの話題は各地の二日酔い対策でした。パリの人はスープを飲む、濃ーいコーヒーを一気飲みする、髪を切るなんて変な人もいました。中国では漢方薬、エゲレスはベーコンなどのこってりしたエゲレス朝食をしっかり食べる、など様々です。薬消費量ヨーロッパ一番のフランス人はとにかく薬局に駆け込むのが一般的です。お医者さん曰く、溺れるほど沢山水を飲んで、ゆっくり休んでいるのが一番良いらしいですが。
毎年、報告される大晦日に焼かれた車台数ですが、今年は1193台、多少多くなっていますが平年並みの被害台数です。
31日になんとなく皆が集まる所はシャンゼリゼ通りとエッフェル塔の周りです。今年は30万人がシャンゼリゼ、4万人がエッフェル塔付近に集まりました。集まったって何にも起こらないんです。シドニーのオペラハウスみたく花火が上がる訳でもなく、タイムズスクエアーみたく皆でカウントダウンする訳でもなく。各々、シャンパンの壜を抱えてフラフラしているだけです。
花火を上げるのに50万ユーローかかるんですって、7月14日の革命記念日には必ず上げるので、年に2回やるお金がないなんてパリ市はこくんです。
ほんなら、パリの北18区からシャンゼリゼまで皆でパレードして、カウントダウンするってのはどーよという提案が上がっています。お金が無いなら、頭を使ってなんかしなきゃ、世界のパリがなんもしないなんて恥ずかし、いという声が最近上がっています。
おまわりさんや機動隊は全員出動しているのかと思うほどの警備体制です。その隙を狙ったのか、31日、オペラ地区のアップルストアーに強盗が入りました。タブレットやスマートフォンをごっそり持っていたそうです。予想被害総額100万ユーロー也。
フランス国内は年末年始の個人的な花火、爆竹は一切禁止、売る事も買う事も絶対ダメ!となっています。そう言われりゃやりたくなるのがアホの心情。隣の国に行って買ってきたり、ネットで買ったりして花火をして怪我した人が何人も出ています。花火の事故で死んだ人までいます。
年始からそんなとんま話なんて聞きたくありませんわ。
2013年、皆さんにとってすっごくすっごく良い年でありますように。
今年もキフキフパリをどうぞよろしくお願いいたします。
皆さんがパリをとことん楽しんでいただける様、より一層努力いたします。