7月14日、今年もパリ祭

アー良く寝たこと!とよろりと起きていくとちょうどパリ祭のシャンゼリゼ通りの行進が始まろうとしている場面がテレヴィに映っていました。
昨日の天気予報では、14日は酷い天候になると言う予想で、オーロンド大統領は雨男かい?と笑っていたら、『雨男』と言う事を知らないフランス人に説明するはめになり、頭がこんぐらがったというのに、太陽が時々覗く悪くないお天気です。
行進の皮切りに出てきたのが、リズムも音程も馴染めない?????の楽団。
とんでもなく調子っぱずれのピヨーとした音が、変、変、変。納得いかなくて調べてみたらブルターニュの独特の音楽で、水兵さん達が演奏していたそうです。
続いて登場したのが、騎馬隊。12頭ぐらいだったかのピッカピカのお尻をした利口な馬が、並んで斜めに歩いたり、ジグだかガボットの踊りのステップでも踏んでいるような歩き方をしたりの技を披露しました。
感心しながらも、もう心配で仕方なかったのは、いつでもどこでももよおす馬の落し物を今後続く行進の間どーするのかと言う事。
皆ぴかぴかに磨いた靴で、わき目も振らず、一糸乱れず行進するんですから、馬糞があるからって避けて通るわけには行きません。
など起きたままだれーんとしていたらもうお昼近くになってしまいました。慌てて朝市に果物とお昼のバゲットを買いに出たら、外は今テレヴィで見ていた戦車や軍隊の乗り物で塞がっていました。
行進が終わって自分の基地へ帰る為です。
場所塞がりなので、せっかく来たパリにも長居はできません。
島のように大きい。
いくつも顔が戦車から出ています。
ずらずらーと行列して出発を待っています。
人払いの先頭車がパーと走ってきたんですが、後が続かず待っています。
2台のバイク隊が車のボスにどやされて迎えに戻りました。
 
 
 
 
どの車もブカブカクラクションを鳴らしながら、手を振り振り走って行きます。
もう車全体で誇らしい嬉しさがはみ出ています。
気ーつけて帰りー!