今年も6月18日からイスラム教の大イヴェント、ラマダンが始まりました。大体7月17日に終る予定です。日程はイスラムカレンダーとお月様をにらめっこしながら、イスラム委員会が決めます。
1日5回お祈りして、太陽が出ている間は飲まず食わず、唾液を飲み込むのさえ遠慮しなければなりません。
フランスはヨーロッパで一番イスラム教徒が多い国です。イスラム教はフランスでは2番目の大宗教です。そのフランス在住のイスラム教徒の80%近くはラマダンを実行しているそうです。
この時期、日が長いフランスでは朝3時50分から22時まで断食をしなければなりません。
サウジアラビアなど50度を越える気温で、日中の最高気温は65度など、冗談でなく焦げ死にそうな温度になる可能性があるそうです。これは史上最高気温だそうです。
慣れているとは言え、皆さん達者に全っとうしていただきたいものです。
非イスラム教徒に対するラマダン期の注意事項がなかなかです。
ラマダン実行中のイスラム教徒の部下がヘマをしても寛容な態度で接してあげる事!
商談は午前中にする事!午後は彼らは疲れていて話にならない。
日中大きな音で音楽を聴かない!
公共の場で飲食をしてはいけない、ガムを噛むのもご法度!サウジアラビアでは非イスラム教徒でも公共の場で飲食したら国外追放。
夕方の帰宅時は、彼らの血糖値は下がりまくっているので、注意力がなくなり車の事故が多発する為要注意!
ラマダン明けのレバランには従業員や使用人にボーナスを渡し、バカンスを許可する事!
レバランに、里帰りしたり、新しい服を買ったりする為何かと物入りになるので、泥棒や窃盗が多発するので要注意!
自己鍛錬、精神修行を毎年1ヶ月もやっているイスラム教徒の方達が何故テロリストなんてになるのかしら?