回教徒にとっての義務、ラマダンが7月9日から始まりました。8月8日まで、新月から新月までの1ヶ月間の断食です。
食べたり飲んだりしてもいいのは暗くなってから。今の時期、パリは10時過ぎても明るいですから相当難儀な事かと思います。ましてや真夏。水も飲んじゃならぬ、唾さえ飲むのは慎むべき事柄らしいので、アフリカ辺りでは、命がけなんではないでしょうか。神様の教えをきっちり守ってたら死んじゃったじゃ洒落にもならないでしょうに。北欧辺りで白夜に当たったらどうなるんですかね。
と、部外者の私はえらいこっちゃと大きな心配をするのですが、当事者のイスラム教徒の人達は、大変清々しい気持ちでラマダンを過ごしているようです。辛くはないのと聞くと、最初はお腹空くけど直ぐに慣れるし、とても気持ちがいい、体にだっていいんだよ。胃を使いぱなしじゃイカレルのは当然だよ、時々休ませなきゃ。とサンドウイッチを頬張りながら(それもハムのサンドウイッチを)聞いているあたしに答えました。もちろんその時はラマダン前の日、ラマダン真っ最中だったらいくらあたしでも、イスラム教徒の前でお天道様の高い時に物を食べるなんて事はしません。
イスラム圏の国では、ラマダン実行は法律で決まっています。先日チュニジアで女性達がラマダンを実行しないくていいよう法律改正をするようデモをしましたが、あっけなく却下。
ラマダンを逃れられるのは、病人、妊婦、旅行者、しかし、彼らも出来る時になったらラマダン期間でなくとも変わりとして実行しなければなりません。
子供も12歳にもなれば、半ラマダンみたいにほんの少しの物を日中食べ、段々に慣らさせて完全ラマダンに向けて訓練していくそうです。
フランスなど外国に住んでいるイスラム教徒でもラマダンは結構皆習慣として守っているようです。彼らを見ていると、日増しに痩せていきます。体は衰退しているようですが、清められていく自分に心は満たされて幸せそうです。
イスラムカレンダーは食していい時間を毎日きちんと指定しています。その時間になれば、おりゃ~とむさぼり食うのかと思いきや、すっかり胃が小さくなっているので、そうそう食べられず、先ず熱いお茶を飲んで、胃を刺激してから少しずつ食べるのが普通らしいです。そんなこんなで食べ始めるのが夜中の12時頃になるんですから、睡眠不足でもあるわけです。
異国で他の人達と同じ様に仕事しながらラマダンをやっている彼らは大変強い意志を持っていると思います。その意思の持ちようをダイエット法になんとか利用できないもんでしょうかね。『ラマダンダイエット』どーよ。
聖地メッカがどっちか分かる磁石付きお祈りカーペット。
何処にいても正しい方向に向かってお祈りできます。
ラマダン
パリ暮らしラマダン
回教徒にとっての義務、ラマダンが7月9日から始まりました。8月8日までの1ヶ月間の断食です。
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-