マカロンで有名な,かのラデュレが150年のお誕生日を迎えました。150年記念のパッケージは日本人デザイナーのツモリチサトさんのデザインです。
それにハローキティーまでお祝いに参加しています。きっと世界一のお得意様が日本なんでしょうね。
150年前の1862年にマドレーヌ寺院近くのロワイヤル通りにパン屋としてラデュレはお店を構えました。
その後、賢い嫁が高級ティールームを作り大繁盛。パンからお菓子に力を入れ変え、2つのマカロンにクリームを挟むというパリ風カロンが出来上がりました。
1993年にパン屋のチェーングループが買収。お菓子の神様ピエール エルメを副社長に向かえシャンゼリゼ通りに2つ目のお店を出しました。
なんだかんだで社長と副社長は喧嘩して、ケッやってられっか、オレ様を誰だと思ってるんだ!とピエール エルメはとっとと出て行きました。
何処にでもあるパン屋のポールもこのグループです。
マーケティングの人の好みが良く分かります。
最近ではコスメやアクセサリー、雑貨、傘までラデュレマークで売っているんですね。
パリの6区、サンジェルマン デ プレのボナパルド通りのお店が一番充実した品揃えです。
中々お嬢ちゃん達、おばちゃん達の心をつかんでいます。
古めかしいブティックは,蝶々の標本や薬草などを売る方が似合いそうな様子です。
ここのティールームは空いている時間は大層よろしゅうございます。