今年のヴァレンタイン デーは土曜日。さぞかし街中幸せカップルで溢れているだろうと思って夜友達と歩いていました。ところがどっこい、いつもよりお花を抱えていそいそ約束の場所へ向かっている男性の姿も見かけず、なんか熱くないね、と詰らながっていました。ほしたら、なんとフランス人までが!という記事を読みました。
ヴァレンタインデーにカップルで行事ごとをするのはこっ恥ずかしいと思う若者が増えてきたようです。そんな商業作戦に乗るなんてアホのすること、オーみっともない。という風潮が最近あるようです。
それから、これこそ慄く事に、ヴァレンタインデーに彼と居るより、女の子同士で騒いだ方が楽しい。という日本の女の子達と同意見のフランスの女の子達が増えているそうです。
アメリカのある女性が、ヴァレンタインデーに去年亡くなった旦那様からメッセージ付きの花束を受け取ったそうです。てっきり気を利かせた子供達からかと思ったら、なんと、旦那様は死ぬ前に花やに奥様が死ぬまで毎年ヴァレンタインデーに花束を贈るよう手続きをしたそうです。
ロマンチスムのロの字もない私には、一生僕のことを忘れないように、再婚なんて言語同断!というメッセージが込められているようで恐ろしく思うのですが。世の中ではロマンチックなヴァレンタインのラヴ ストーリーとニュースになっています。
アムールの国フランスでは老いも若きも出会いサイトを大いに活用しています。よって、あかんと思ったらネクストと次の出会いが簡単にある訳です。
先ずは、性が一致するかを確かめる所がフランス人なのですが、まぁ良いかとなってから
情とか愛情とかが通じてくるという、順番が不埒になってきたのも最近の傾向。
今の若者は倦怠が一番イヤ、世の中毎日お祭り、楽しい事が一杯起こる、辛い思い、悲しい思いはしたくないと思うような子に育てられたそうです。すなわち私ら親が悪い。そんな子達はご飯も食べられなくなるような恋をする事すらなくなったようです。
驚くことに、フランス人より熱いイタリア人のアモーレ度も段々薄くなってきたそうです。
元々薄い日本人など、今では国民総出で厳格な修道院暮らしの様な愛情生活ではないでしょうか。
私が切に思いますのに、これらの世界的現象は一重に電子レンジや携帯電話などから発する悪い電波の影響だと思います。