8月の最後の日曜日、パリのインド街でガネッシュ祭りが行われます。つまり今日8月28日でした。
ガネッシュとは、ヒンドゥー教の商売と学問の神、例の象様です。
やることは日本のお祭りみたく、道を神輿やお囃子が練り歩きます。
普通はパレードなどが通った後に水撒きしますが、このお祭りでは象様の行列が通る前に水を撒いて道を清めます。その道は原則、土足厳禁です。
道のところどころにココナッツが山盛りになっていて、行列が通っている間それを一々投げつけて割っていきます。
ココナッツがバシバシ弾け飛んできます。
眺めているあたしの足元にころころ割れ損なったココナッツが転げてきたので、おや象様からのプレゼントと貰ってきましたが、よかったんだろうか?
周りはジャスミンの香りで神経が麻痺しそうです。色の氾濫で目がジンジンします。人の声とは思えないような歌声と音楽で耳は破けそうです。
インドはやっぱり濃ーいんだな。いやいや、でもこんなパリの天気の中では、馬鹿にしてんか?と思うよな薄ーいアメリカンコーヒーみたいにぼやけているのかな?
本場ではもっともっともっと、カーッと濃ーいんだろうなとカーディガンのボタンを閉めながら考えていました。
世の中、6人に1人がインド人と聞きましたが、それにしてもパリにもこんなにいたんかと思うほどインド人の山。
インドの女性は美人さんが多いのに男性は全員見事にブスというのを再確認しました。