いけませんでした。すっかり呆けて忘れるところでした。
もうこの週末ですよ、例の楽しい楽しい『文化遺産の日』。
9月17,18日です。
フランスいやヨーロッパ中で文化遺産とされている建物や芸術を一般公開してくれます。
普段から公開しているところもたくさん参加していますが、何かしらの特別企画がされています。
プログラムをクルクル見ててもなかなか決められません。
パリ市内だけでも300箇所近くあるんです。
第一級の見所、エリゼ宮やパリ市庁舎などは並んだり、ガイド付きで回っていたりすると、1箇所でかなり時間がかかるので絶対行きたい所1箇所または2箇所に絞るか、地味そうなところを近くで束ねて見て回るか。
私は並ぶのはイヤイヤなので、そこらへん束ねてっていう線で行きます。
何が一体あるの?と聞かれたならば。例えばですね。
大使館、リド、オペラ座などの劇場、病院(これは中々楽しい)アーティストのアトリエ、学校(由緒正しく、建築物としても素晴らしい学校がいっぱいあります)運河の門番小屋とか、地下鉄の秘密の所とか、下水道だとか、天文台、貯水池、教会も奥の方までガイド付きで見せてくれます。それから、いくらでも出てくる昔の貴族の館、現在はお役所関係で使われていたりしますが、普段一般公開していないので興味深い見学です。基本は無料です、場所により要予約のところもあります。
そしてから、続いてモンマルトルの葡萄の収穫祭り!
今年は10月5日から9日まで。これも派手にお祭りしますが、一番のメインの葡萄畑見学は10月6日の9時、10時、14時、15時。7日は10時、11時、14時、15時、16時となっています。これは要予約で、9月20日から予約受付です.
他にそそられるのは、『味めぐり』とでも言いましょうか。
モンマルトルの丘周辺に5つの集落ができます。『郷土の集落』 『水の集落』 『オーガニックの集落』 『島の集落』『マルシェの集落』160ものスタンドが出て、職人芸が見られたり、珍しい美味しい物を発見できたりのワクワクランドみたいです。
SQUARE NADARでは試食会をしています。
この『LE PARCOURS DU GOUT』は10月7日と9日 10時から22時までやっています。
祭りに欠かせないコンサートや手品、漫才などのキャバレーも夜はあちらこちらでやっています。
おっと忘れるところでした。9月17日は第13回目のテクノパレードです。要は移動クラブです。
覚えられない名前の有名なDJがコンボイのようなトラックに乗っかって音楽を流し、皆が踊りながら付いて回ります。
出発は13時レパブリック広場です。バスティーユ広場を通って、イタリア広場が終点。
夏、田舎の畑の真ん中でテクノコンサートをやる時は、村役場が住人に耳栓を配ります。でも村人達は、大切な牛がうるさくて寝不足になるんでないかの方が心配でなりません。
『くらーくなってから大ーきな音さ聞こえるけんども、怖くないからねーぇ』と牛の頭を撫でてたおじいさんが印象的でした。
あーもっと早くお知らせせねばなりませんでしたね。