だから何の日なのさ。と今の日本では思われる方が大半なのでは。
今日はボジョレーヌーボーの解禁日、日本は何処よりも早く飲める国なんですわ。
ワイン風呂に入ってご機嫌でヌーボーを飲んでいる日本人の浮れポンチキな様子がテレヴィで必ず流れたのもですが、今は中国人が全く同じ事をしています。違うのは日本では若者でしたが、中国ではおいちゃん、おばちゃん達が浮れて遊んでいます。
今年のヌーボーは、かつて無いほどの不作で40%以上の生産減だそうです。しかし内要は慎重に収穫の時期などを見極め、大いに努力したので胸を張れる質です。とボジョレーの偉い人は言っています。なんでもピーチとブラックベリーの風味があるそうです。私はそれが嫌いなんですがね。ヌーボーはバナナとかなんや果物風味があるのが気味悪いんです。
ボジョレー愛好家曰く、『ボジョレーは安ワインだとかいつもこき下ろされているけど、ボルドーやブルゴーニュ見たく気取って高慢な所がなく、日曜日に家族の食卓で飲む気の置けない、とっつき易いワインです。飲んだ事も無いヤツがいい加減なことほざきやがって。ボジョレーの悪口言うよな輩はスノッブ極まりない。』ってなことを言っています。
1970年からボジョレーヌーボーは世界にデビューしました。マーケッティングが上手かったんでしょうね。特にお初物が大好きな日本人の心はばっちりやられてしまって、今でも総生産の20%は日本行きだそうです。40%はフランス国内、後はアメリカ、ドイツへ行くそうです。
この辺りでは平均1本5€位です。高か無いけど安くもないです。
最近、不況を切り抜けるのにワインに投資する人が増えているそうです。
例えば、最初500€投資して最高級ワインを揃える、次にその下のワインなど取り混ぜてコレクションする。すると15年で20~30%値上がりするそうです。買い手は必ず居るし、腐ったり壊れたりする物では無いのでリスクが無い。
平均は3~5年で儲けはでるそうです。
ワインを集めるのは、大きなスパーのワインフェアーは興味深いし、廃業したレストランのワインを買い取るのもお得だそうです。
大切な保存は、ちゃんとしたワイン倉庫やワイン保存ボックスを持っていない人はワイン専門家に預ける事もできるそうです。
そして、保険をきちんとかける事を勧めています。
私は何であれ物をコレクションすると言う事ができない性格なのでだめだ。とことん儲け話には乗れないことになっているようです。