今夜はですね。『ねーねーお友達がやってるところだから、一緒に来てー』っと引っ張られるがまま着いたところが、アーティスト作成のオブジェやアクセサリーを売っているブティックの秋の新作発表会。
レアールという場所柄、若い!お客さんもアーティスト達もお店のオーナーも。
よって飲み物はビールときたもんだ。それもビンごとラッパ飲み。
ビールはダメなんです。ビール=馬から勢いよく放出されるモノ。という連想が働いて受け付けません。
あーた日本のビールなんてシャンパーニュのごとく繊細で高貴なお味だわよ。と夏に日本へ帰国する度に皆から力説されるんですがね。きっとその通りだと思いますが、獣の様に勘とか本能しか機能していないので、道理とか理屈がわからないんです。
このように、まるでオブジェのごとくビールが氷漬けされています。
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な訳でさっさと横のワインバーに入ってやっとホッとしました。
6月終わりからずっと夏の間休業していた文化活動が元気に始まりました。
画廊やサロンのオープニングパーティー、発表会など盛んに始まります。招待券なくても入れるところもありますので、夜遅い夕食の前や早い夕食の後などパリのアカデミックな時間を見てみるのは楽しいです。それにこんな時のフランス人は皆優しいですし。

そんなこんなしていたらアッ言う間に10月になろうとしています。
今年で10回目を迎えるイヴェント『白夜』は10月1日と2日です。
暗くなってから朝まで、パリの至る所で何かやっています。『世界中のアーティストとの出会い、アートな体験』がテーマです。
大きくパリを4つの地区に分けています。
パリ市庁舎広場では大きなスクリーンでアーティストの作成したフィルムを流しています。あたしはちっとも分からないんです、ヴィデオアートというんですか?
9区のヌーヴェルアテン地区では、ESMODの学校で日本人のアベ サチコさんの紙切りのパフォーマンスがあります。なんでも途切れないでずーと紙を切り続けるそうです。忍耐力抜群のさすが日本人。
モンマルトル地区では500本の蝋燭で、ガリレイが1611年にローマで見た天体の様子と、2111年の天体の様子を再現するそうです。
あとはピガール地区。よくわからん映像があちゃらこちゃら。
『白夜』は暗いので映像を建物の壁に映すというのが主流ですが、妄想的でやっぱりパリっていかしてんなと改めて感心させられます。
何年か前の『白夜』の日。モンパルナスタワーの広場で天に向けの強烈なライトを点けるというパフォーマンスをしました。
まるで神様に会いに行くトンネルみたいで、首が元に戻らなくなるほど見上げていたんです。
日本の友達にその話をしたら。
日本でそのライトの使い道はラブホテルの空き状況を知らせる為にあるんだぜ!ライトがついていたら空き部屋あり。田んぼの中でもそのライト目指して行けば無駄な時間や気まずい時間を使わなくてすむぜ。
ほんとう日本人は面白い!
今夜のメニュー
イベント
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-