ヴェルサイユ宮殿の中にオペラ座があるのをご存知ですか?宮殿見学では入れない場所なので、”あらそんなのあるの?”と首が前に突き出た方も多いかと思います。
1770年、ルイ16世とマリー アントワネットの結婚パーティーの為に造られたオペラ ロワイヤル ドュ シャトウ ドゥ ヴェルサイユ。ルイ14世の時代から構想はあったのですが、中々ピンとくるアイディアが無かったり、財政難だったり、戦争が忙しくそれどころでなかったりで実現に至らず。
それまでは大掛かりなパーティーはその都度仮設しては壊し、仮設しては壊しでお茶を濁していました。いよいよ孫ルイ16世が結婚という事で、ルイ15世が建築家をイタリアへ視察に行かせたり、本格的にオペラ座建設が始まりました。何はともあれ結婚式の日取りに間に合わせるのは絶対です。やればできるフランス人、何と22か月で完成させました。
内装は全部木製、大理石と見える柱も目くらましの木です。当時は蝋燭が照明でしたので、火災の危険が大だった為、大きな貯水タンクが設置されていました。
客席の床はギシギシする板張り。椅子はベンチです。それも今は小さな背もたれが付いていますが、当時は背もたれ無しの本当の長椅子でした。
オペラ上演の他、舞踏会、宴会、コンサートなど多目的ホールとして使用できるよう、2日がかりで床をせり上げ舞台と同じ高さにして広い平面にするなどのカラクリがありました。
ルイ16世とマリー アントワネットの婚礼パーティーに完成したので、あまり長い間使用されていません。何しろフランス革命が起こったのでヴェルサイユ宮殿自体、家具など略奪されたうえで長い間放置されていましたから。オペラ座も国民議会になったりしながらも1950年まで放っぽりぱなしでした。罪な事です。
2009年、再び公演できるよう舞台部分の大改造をしましたが、美しい客席部分は当時のままです。そして2009年からオペラやコンサートを開くようになりました。ハレル~イヤ~。
次回は3月9日、10日にオペラ、3月17日はピアノのコンサート。という感じで月に2~3回催されます。
面白い裏話ですが、パリガル二エのオペラ座の舞台部分は1mm違わずここヴェルサイユ宮殿のオペラ座のコピーです。建築家のガル二エさん、時間がなくて色々研究する暇がなかったので、手っ取り早く当時ヨーロッパナンバーワンと言われたヴェルサイユ宮殿のオペラ座をそっくり頂いたわけです。
オペラを見ながら是非18世紀のフランスの美の集大成の中にとっぷり浸ってください。貴重な体験間違いなしです。
プログラム、予約等はキフキフパリまでお問い合わせ下さい。喜んでお手伝い致します。https://kiffekiffe.com/contactus
ヴェルサイユ宮殿へオペラ鑑賞に行こう!
イベントヴェルサイユ宮殿へオペラ鑑賞に行こう!
> ヴェルサイユ宮殿の中にオペラ座があるのをご存知ですか?宮殿見学では入れない場所なので、”あらそんなのあるの?”と首が前に突き出た方も多いかと思います。
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-