今日(パリ時間)4月17日日曜日。
こまい野暮用がこっちとそっちとあっちにありました。
気持ちのいいお天気だったので、歩いていたらそっちに着いて、又歩いていたらあっちに着いてと、お昼前後のパリ中を歩き回っていましたら、道行く人々が葉っぱを持って歩いているんです。
それで、あー今日は《枝の日》だと気がつきました。正式な日本語では《枝の主日》。
この季節のキリストさんの人生のお話をしますと。
クレープ三昧の《謝肉の火曜日》で冷蔵庫の物を整理し、翌日の《灰の水曜日》からダイエット期間に入ります。
なぜかと言いますと、キリストさんが40日間荒野をお腹を空かせてさ迷ったのに因んでです。
この《40》という数字は興味深いです。アラブでもそうですが、《仰山》とか大げさに一杯って言いたい時に使う数字です。
それで散々ふらふらした後、エルサレムにロバに乗って到着したキリストさんをエルサレムの住人はダビデ王の友達でエルサレムの街を復興させるために来てくれたんだ、と大きな勘違いをして、棕櫚の枝を打ち鳴らしてウェルカムをしました。
よって今だに清めた枝(地域によって枝の種類は色々で、パリは柘植の枝が一般的)を教会でくれます。
それが今年は今日4月17日の日曜日でした。
何が勘違いだったかと申しますと、キリストさんは貼り付けになる為にエルサレムに来たわけですから、いくらなんでも人の事かまってる余裕はありませんでしたから。
この日曜日の《枝の主日》のお次は、聖木曜日、例の有名な《最後の晩餐》 をした日です。
翌金曜日《キリストの受難日》。 貼り付け刑です。
翌土曜日《聖土曜日》 灰の水曜日からの長かったダイエット終了日です。
翌日曜日、《キリストの復活》。 お墓を見に行ったキリストさんのファンの女性が空っぽのお墓を発見しました。ハレルーヤー。
翌月曜日《復活祭》。チョコレートを食べまくり、キリストさん復活の喜びを祝います。
このように春はキリストさんにとって目まぐるしい季節でした。
日にちはお月様の加減で年により違います。
こういった流れを知っていると、美術館や教会でアーアレアレとかコレかーなんて嬉しい出会いがあります。
キリストさんの事は全く信用していない私もどさくさに紛れて頂いた枝
キリストさんが忙しい季節
パリ暮らし
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-