-La Cinémathèque Française-
1946年から始まったカンヌ映画祭が今年も第64回目として11日に幕を開けました。
カンヌとは誰もが知ってて、なんだか人をウットリさせる力がある名前ですが、今はチャキチャキのパリジャンのカンヌ出身で今でも家族はカンヌに住んでいる友達は、『あんなイワシの缶詰みたいな所』と口を思いっきりへちゃむくらせて故郷のことを思い出していました。
いやいやクリスマスの時だけ家族の為に仕方なく帰るだけだそうです。
確かに住み良くはなさそうだわね。
ニースに住んでいる友達は、観光シーズンになるたんびに物価が上がってどーしょーも無いとぼやいてます。
しかし観光客としては、魅力的なところです。
ああいった南仏のリゾート地での過ごし方は、なるべくゆっくり、のんびり行動すること。
早足でショッピングしたり、増してや走り回ったりなんてしては格好良くありません。
時間もお金も一杯持ってる様子でいましょう。
それで、映画際なんですが、オープニングはあたしの大好きなウッディー アレンの『ミッドナイト イン パリ』23時から上演というオサレっぷり。
この映画にフランス大統領の3回目の奥さん、元スーパーモデルのカーラ ブルーニーが美術館のガイド役で出演しています。
撮影当時に、彼女のシーンは100万回位やり直ししたと聞きましたが、カンヌでのインタヴューでは、『彼女は本当にすんばらしかった!』とシラーとウッディーアレンは答えてました。
ウッディーアレンも自国アメリカではとんと受けないようで、北野武と似ているスタンスです。
北野武フランスで受けてます。
今何かイヴェントをすると大体、日本頑張れ!をしてくれます。
カンヌ映画祭でも募金箱やポスターを用意しました。
そのポスターの、日の丸デザインの赤い丸が涙を一粒流しているんです。
あたしはなんかイヤだなと感じました。
このブログにも書いてくれていて、仙台への募金活動を頑張っているプロヴァンスのジュンコちゃんと先日話をしていて、あんまりにも明るく元気で丈夫そうな人(彼女は正しくそれ)は募金活動に向かないそうです。
なるべく痩せていて、なるべく色白で、おーおー可哀想にという感情をたき付ける、なかなさを持ってる人だとトントンと事は運ぶそうです。
そういうことなのかな?とこの一粒の涙を見て思いました。
おっと話は映画でした。
フランスに来たきっかけは映画の勉強!と言う人はまだ結構居るようです。
映画博物館、フイルム図書館などパリ市内に映画関係の施設が充実しているのを見れば、まだまだフランスでは映画は大切な文化なんだと言うことなんでしょうか。
パリ12区のベルシー公園内にある《シネマテック フランセ》。
エクスポジション、フイルム図書館、講演会など映画のことなら何でもしますという所。
見たい昔の映画もその場で見られる。
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-