今、家にお客様がいらしてるんです。
ええこの方なんですが、もう可愛ったらしくてありゃしないと毎日食べちゃってます。
お名前は、“かわいいピーチ”。いつもフルネームで呼んでます。
散歩なんかも、7年ぶりなもんでもうあたしの方が嬉しくって、行こう行こうってはしゃいでます。
それで色々気が付いたんですが、家に犬がいた頃に比べて、断然糞が減りました。
観光客の不満の第一位がフランス人の意地悪さ、第二位が犬の糞って時代がありましたよね。
だからバキュームバイクが登場したんですが、いつの間にか消えてしまいました。
今はパリでの飼い犬が減ったのか、それとも飼い主のモラルが向上したのか、ぐにゃーあって踏んづけちゃった,あの、この世の終わり的な感触を味わうことはなくなりました。
日本で見かける、乳母車に乗っかってる犬にはギョッとして、思わず、お宅のお嬢さんお加減悪いんですの?って聞いてしまいますが。
フランス人の愛し方は日本人のそれとは違いますが、負けずに動物好きは多いです。
フランス全土で、6千万匹の動物が飼われているそうです。年に一度10月に動物サロンも開かれて、3万人の集客があるそうです。
パリ市内では、シャトレーのセーヌ川沿いにペットショップが軒を連ねてます。あの辺を通ると、つい覗きに行きます。
分からないのは、ペットショップとペットショップの間のとんでもなく臭いキャフェで嬉しそうに食事してる人間。鼻が無いのかしら。