幸せさん世界一は相変わらず北欧の国が占めているのは一体何故?と常々思います。
2019年はフィンランドが一番幸せさん。森があって、サウナがあって、家族が一緒に過ごす時間が沢山あって、ってことが人間に幸せを感じさせるのでしょうか。それともあまり欲がないという事か?
日本は58番目、フランスは35番目にランキングされています。フランス人の半分は幸せだわ、と感じているそうです。
フランス人というかパリジャンが、あ~幸せ!と感じる時と私も同感な点は、
ホームに着くと同時に地下鉄が来た時
早朝清々しいパリを歩く時
真新しいシーツに寝る時
本の香りを嗅いだ時
朝目が覚めて、今日は何も用がないと分かった時
テラスで一杯飲んでいる時に太陽が顔に当たる時
パン屋の前を通って焼きたてのパンの香りを嗅いだ時
やるべきリストに線を引いていく時
雨の日、暖かい家の中に居られる時
等々、こんな些細な事で一々幸せを感じて行かなければやっていけない世の中です。
アメリカでは、クァドゥル パーティーなるものがあって、参加者達が合意の下で抱きしめ合う会があるそうです。1時間70€也。抱きしめ合う事で幸せホルモンがジョワジョワ出るそうです。私は70€貰ってもノー サンキューだわ。
ヴァカンスに出れば、たとえ海辺で大雨に降られようが、スキー場でカンカン天気になろうが超ご機嫌になるフランス人。このイースターのお休みは、3人に1人と例年以上に出かけるフランス人が多く、国内だけでなく、太陽を求めてリスボン、マドリッド、ローマ辺りが人気だそうです。
近所のパン屋も1週間休んでいたと思ったら、こんがり日に焼けて戻ってきました。
10日間ぽっちの休みをどう過ごしていいか分からないなんて言わず、何にもしないという事にも幸せを感じるアンテナが58番目の日本人には必要なのではないでしょうかね。
ヴァカンスとは空白とか無為ということなんですから。