小忙しい日々が続き、睡眠不足でもあった今日この頃。昨日本当に久しぶりに昼下がりの午後ソファーに寝転ぶ事が出来ました。外は太陽キラキラ、窓を開け放した家の中は涼しく、朝市で買ってきた、パイナップル、メロン、モモ、ナクタリン、アンズなどがこってりした香りを家中プンプンさせています。
極楽極楽と調べ物の資料を読んでいました。横文字の長ったらしい固有名詞と数字が連発している字面を追ううちに、すっとん、と眠りの中に落ちたようです。手に持っていた紙の束や本が、どさっと落ちた音で目が覚めたのですが、頭は眠ったままです、まるでヴァカンスの時みたいと思いながら。
私の満足するヴァカンスの形態は。飛行機で3~4時間のところで、ワインと食事が美味しくて、気候が安定して良い所へ行く。
持ち物は水着数枚とワンピース数枚、下着は忘れても問題なし、そして大量の本。
10時頃、プールサイドにて読書。13時頃、水着の上に何か引っ掛けてお昼ご飯、再びプールサイドの定位置に戻り読書、お昼にきちんとワインを飲んでいるので、うとうとしながらも読書。18時頃、食前酒を飲んで夕食体制に。20時頃、部屋に戻りシャワー。21時頃、夕食。夜は目が閉まるまで読書。
食事の時以外殆どが寝た状態です。これを2週間やっていると、パリに帰る頃はすっかり足が萎え、靴を履いて歩くのがぎこちなくなります。1ヶ月やった時は、床ずれが出来ました。
1日中本を持っていると、神経痛みたく右手の親指と人差し指の間が痛くなりますので、大きな厚い本はいけません。そうすると、文庫本を1日3冊ぐらい消化する計算になります。
最近の私の《ライク》はクロアチア。ワイン=良し!食事=良し!気候=良し!おまけに海も大変綺麗です。
今年の夏はフランス人はギリシャへ戻ったようです。国内情勢も収まったようですし、やっぱり安いし、異国情緒満杯ですし、何と言っても腐ってもエーゲ海ですからね。なんとかギリシャも復活して頂きたいものです。
皆さんはどうぞパリでたのしいヴァカンスをお過ごし下さい。お待ちしております。