去年も2011年版を書きましたが、先日2012年、第18回バゲットコンクールが行なわれました。
連続3年、パリ18区のパン屋が優勝しました。今年は37歳の若いパン屋さんです。
パリ市主催のこのコンクール、パン屋なら誰でも参加できます。
今年は168人参加。この168人という数字、いつものようにメディアによって違うので確かなところは分かりませんが。168人とか174人とかこんなぐらいです。
優勝者は4000€の賞金が貰えます。それっぽっち?と思いますが、一等賞になると一気に40パーセントから50パーセントお客が増えるそうです。
それにしても18区の住人は幸せ者です。近くにチャンピオンのパン屋がたんとあるなんて。でもどうして18区に固まってるのか?
パリの18区というとモンマルトルの丘の周り、アラブやアフリカンの地区があるところです。
昨日、いつものパン屋がヴァカンスだったので、その先の知らないパン屋でバゲットを買ったら、あーた工場で作ったバゲットを堂々と売ってるじゃありませんか。腹が立って仕方ありません。自分の仕事に対するプライドというのもがないんか?
フランスの新聞で子洒落た情報を伝えるフィガロという新聞があります。
そのフィガロがチョコレートマカロンはどこが一番美味しいか調査をしました。
何故チョコレートマカロンなのかと言いますと、マカロンで一番売れるのがチョコレート味だから、よって何処のお店も作る、それも一杯。そして最も作るのが難しいマカロンの一つだそうです。
一等賞、ご存知ジャンポール エヴァン、 2等賞キャレット、3等賞ピエール エルメ、4等賞 サダハル アオキ、5等賞ダロワイヨン、 6等賞フォーション、7等賞ラデュレ、8等賞 ドミニック セブロン と続きます。個人的に、はー?そうかー?と思うようなお店もありますがこのような結果です。
マカロンは1つとか2つとかでも買えますので、パリ滞在中色々なお店のマカロンを歩きながら食べ比べるのもパリの幸せです。
バゲットは半分でも買えますので、一等賞の大統領も毎日食べているバゲットを歩きながら是非味見してみて下さい。
LA BOULANGERIE MAUVIEUX (パン屋)
159 RUE ORDENNER 75018 PARIS