5月15日はフランソワ オロンドの大統領就任式、そりゃあ怒涛の一日でした。
朝、パリ15区の近代的な自宅からオロンドさんは大統領官邸のエリゼ宮へ向かいました。
サルコジ大統領に迎えられ、業務の引継ぎ手続きでUSBを渡されたり、核の爆発ボタンの暗証番号を知らされました。と世論では言われていますが、『暗証番号は0000だから忘れないように、決して紙に書いといたりしちゃダメだよ』なんてことはないそうです。
サルコジは奥さんのカーラと手を繋いでエリゼ宮を後にしました。
今日からエリゼ宮の主となるオロンドは大統領宣誓をし、こんな立派な首飾りを貰いました。
その後、就任式に集まった大勢のお客様の為のカクテルパーティー。
その様子を見ていて、まるでヴェルサイユ宮殿にたむろっていた貴族達と王様の光景と同じだなと思いました。丁度フランス革命の本を読んでいる最中なので、よけい当時の光景が頭に入っていたからだと思いますが。
儀式も正しく王様扱いです。気持ち良いだろうなー。よーし頑張るぞー!と固く決意するだろうな。
エリゼ宮では、警察のオーケストラがいつもバックミュージックを担当します。このオーケストラのファーストチェロは昔からの知り合いです。
いつも『ボクの年は聞かないで、聞かれても答えないからね』と誰も興味ないわと思うような事にこだわっていたので、50歳なんだか70歳なんだか知らなかったんですが、15日のテレヴィで見ると違う人がファーストチェロだったので、きっと定年退職したんだと思います。何歳があの世界の定年なんだか知りませんが。
ゆっくりする暇もなくパレードです。
シャンゼリゼ通りを凱旋門まで、騎馬隊とバイク隊に援護されながら、車の天井から体を出して手を振り振り庶民にご挨拶。
折りしも土砂降り。オロンドは王様の如く、ビシャビシャの顔やもうなんも見えんだろうめがねも頓着せず手を振り続けました。
騎馬隊なんか、『すっすめー!』とラッパを鳴らされたらすわと突撃しそうな勇ましさです。
凱旋門の下の無名戦士のお墓へ。、こないだの8日もお花を捧げたけど、今度は大統領として、フランスの為に亡くなった方々へ敬意を表しました。
雨は横殴りで降り続けます。
既にオロンドは骨の髄までびしょ濡れ、普通の人ならば風邪引きます。
お昼にやっとエリゼ宮へ戻って暑いシャワー浴びて、着替えて、きっと風邪薬も飲んで、皆でご飯。
ホッとお茶を飲む時間もなくチュイルリ公園やマリー キュリー研究所や市庁舎とパリ中をお花を持って訪問しました。
もうどこもパリの道は重症の便秘した腸のような塩梅でした。
おまわりさんだらけ。
あー長い一日だったね、とは問屋が卸さず、夜嵐の中ドイツへ向かいましたが、離陸後直ぐに雷に飛行機が打たれそうになったので急遽引き返し、しばらく空が落ち着くのを待っていました。
一時間半ぐらい遅れてドイツの首相にご挨拶。
世間にも仏独仲良くやっていきます、とアピールしました。
オロンドのこれからの5年間はこんな天気のような日々になるんでしょうか。
フランス大統領雨あられ時々晴れ
ノンジャンル
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-