前のブログでお話した様に、
お天気続き=旱魃=麦の生産が減少=小麦不足=パンの値上げ
という図式な今日この頃なんです。
でもいったいフランス人にとってパンってどんだけ大事な物なのかしら、きょう日、パスタやライスや粟やひえと色々ありますからね、と思ったんです。そんな事をぐるぐるさせていたあたしの頭の中が見えたのか、答えが新聞に載っていました。
99%のフランス人はパンを食べてるそうです。
残りの1%は誰?どんな事情なんでしょうか?
1人1日平均150gのパンを食べるそうです。バゲット1本250gです。
家族4人として1日に3本バゲットを買う計算です。
第2次世界大戦前の平均は900gだったそうです。貧乏でした。
フランス人の中でもパン大好き人間は田舎のおじさん達。
パンなしの食事なんてありえません。
食べるのは、バゲットか田舎パンと呼ばれているクッションみたいな丸パン。
色々ある小洒落たパンやオーガニックパンなんてとんでもありません。
そこへいくと都会で働く30代40代の流行に敏感で,ものすごい情報網を持っている女性達は、オーガニックやゴマ、胡桃、ドライフルーツなどが入った、体に良くて、オサレな新しいパンを好むそうです。
パンに何の愛着も持っていないのが、都会の若者達。
きちんとした食事をしないでファーストフード(私はワーストフードと呼んでます)やスナックで平気な子達。
肥満という現代の社会現象の張本人です。
子供のおやつによくあげるのは、子供を学校へ迎えに行く途中のパン屋でバゲットを買って、適当に手でちぎって、中に板チョコを挟んで、ハイ、パンショコラ。
子供が3人もいりゃ、本当のパンショコラなんて毎日買っていられませんので、昔からお母さんはこの手を使っています。
良く眺めて見れば、バゲットで妙な形ですよね。
由来の説は色々ありますが、あたしが気に入ったのは、戦争家ナポレオンのお抱えパン屋が兵士が持ち運びし易いようにと、考え付いた形という説。
それまで、パンとは保存しやすいように丸い形と決まっていたそうです。
ナポレオンのパン屋は、うーん持ち難いなと思いました。
そして、そうだ軍服のズボンのポッケに足の長さに沿って入れりゃいいんだ!と閃きました。
早速長いパンとズボンに長いポッケを作って兵士に持たせてみましたが、足がパンで突っ張っちゃって邪魔でしょうがない、その上やっとご飯の時間になってみたら、パンはもうぐちゃぐちゃで食べられたもんじゃない。この話は面白い。
でも成功例もあります。
缶詰が発明されたのはナポレオンのお蔭です。
戦中運びやすくて、直ぐに食べられるものを作れという命令で考えられました。
パン
パリ暮らし
19世紀からあるクリニャンクールの蚤の市は、世界でも最も重要な蚤の市の1つです。フランス国内でも5番目に人気の観光スポットになっています。7ヘクタールに及ぶ広大な蚤の市をぶらぶらしていればきっと一目惚れする物に出会います。
20世紀初めに開かれたヴァンヴの蚤の市は約400のスタンドが出店しているこじんまりした蚤の市。観光客と言うよりはパリジャンに親しまれている蚤の市です。
店を構えている古道具屋なので、パリ滞在中、蚤の市の曜日と合わなくても掘り出し物を探しに行けます。
19世紀半ばにオープンした世界最古のオークション会場ドゥルオ。一山いくらから有名絵画までオークションにかけられます。ハラハラ、ワクワクのオークション独特の雰囲気を体験できます。
ル・ボヌール・デ・ダム、サジュ、レ・ブロドゥーズ・パリジェンヌ等、パリのセンスたっぷりの手芸店で実際に手に取ってたっぷり吟味してください。

手芸ファンには見逃せない大規模手芸見本市。色々なアトリエも開催されるので新しい分野を挑戦してみる良い機会にもなります。2023年は3月9日~12日の開催予定です。
出展数、時期などを考慮してパリ市内の画廊をレンタルし、個展又はグループ展を開催。作家様不在でも作品をお送り頂きパリのスタッフが全て対応いたします。
毎年6月21日は街中どこででも、誰でも音楽を演奏していい日です。場所の選択、申し込み手続き、当日のアテンドを賜ります。
20世紀初頭、芸術家達の溜まり場だったモンパルナスに開校。ザッキン、ブールデル、ゴーギャン等錚々たるメンバーの教授陣がいて、ミロ、タマラ・ドゥ・レンピッカ、バルテゥス等が学んだ伝説の美術学校で、チケット制で参加できるヌードモデルのデッサンクラスがあります。申し込み手続きのお手伝い、初日の同行等賜ります。




アール・ヌーヴォーの父エクトール・ギマールの特異なセンスは、いくつかのパリの地下鉄の入り口でも見ることはできますが、彼の設計した建築物を目の当たりにすると度肝を抜くような作品に感動します。
コルビジェの作品の集大作であるパリ郊外のサヴォア邸、パリ市内にはフランスの名高いモダン建築の手本と言われているラ・ロッシュ邸で内部を隅々まで観察できます。
パリの日本人で一番有名な藤田嗣治画伯が、パリを離れて晩年を過ごした住居兼アトリエ。住居部分はフジタが創意工夫した茶目っ気のある楽しい内装、アトリエは彼の几帳面さと器用さがよく表れていて彼の人となりが垣間見ることがでる貴重な場所です。
キリストが十字架に架けられたときに被せられた茨の冠を保管する為に、13世紀に建てられたサント・シャペル。壁全面がステンドグラスになっていて、まるで宝石箱の中に居るような幻想的な王室礼拝堂。建設された当時から世界中で話題になったほどの迫力は今でも衰えていません。
フランス革命で投獄されていたコンシエルジュリー、処刑されたコンコルド広場、処刑後直ぐに埋葬されたチャペル、靴などの遺品が展示されているカルナヴァレ美術館など、マリー・アントワネットを偲ぶコースをたどります。
パリでローズガーデンと言えばブーローニュの森の中にあるバガテル公園が有名です。1200種、1万本のバラが植えられています。毎年コンクールも開催され、バラファンには欠かせない場所となっています。又、園内にはマリー・アントワネットとアルトワ伯爵が賭けをして64日間で建てたという曰くのあるバガテル城もあります。
●モントルグイユ
●カルチエラタン
●パッシー
●サン・ジェルマン・デ・プレ
●マレ地区
●マルシェ
モン・サン・ミッシェル -ABBAYE DU MONT-SAINT-MICHEL-
ヴェルサイユ宮殿 -Le château de Versailles-
モンマルトル -Montmartre-
オルセー美術館 -Musée d’Orsay-
ルーヴル美術館 -Musée du Louvre-
ノートルダム大聖堂 -Cathédrale Notre-Dame de Paris-
オペラ座 -Le Palais Garnier-
凱旋門 -ARC DE TRIOMPHE-
エッフェル塔 -la tour Eiffel-